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草ばん馬・馬力の風景①

2008年8月31日、青森県津軽半島 の「馬力」大会。 青森・岩手では「馬力」、北海道では「草ばん馬」。コースは馬蹄型で、さきがけ(先追い)が一人つくのが青森・岩手流。馬力としてはこちらが古い形かと。

    • 上方落語「親子茶屋」

      1972~4年頃のラジオ番組 (NHK) からの録音。志ん朝の「野ざらし」と続けて録音されていた。「親子茶屋」はいかにも上方っぽい「茶屋」噺だと思うが、桂春団治 (三代目) なども (確か米朝からつけてもらったとか) 演ってたのは、親旦那も息子の側も共に米朝のものとは全く違う味わいになっていて興味深かった。しれっと「ダイヤモンドの指輪」とねだる子ども(仕込みっ子)や、姐さん芸者が「(はしご段から)トンと突いたったらええんやわ」とそそのかすくだりなどは、何かそういうクロウト商売の〈リアル〉についての原風景的に、身の裡に刷り込まれている。

      • 落語「野ざらし」

        1972~4年頃のラジオ番組 (NHK) からの録音。別途あげてある米朝の「親子茶屋」と同じ流れで録音されていたから、当時大阪で彼を呼んでの公開録音でもあった際のものかと。歯切れのいい口跡は、当時上方落語になじんでいたガキの耳にも新鮮で心地よいものだった。久方ぶりに耳にして改めて、これ、寅さんだよな、と。渥美清の寅さんのあの口調、あの呼吸なんだな、と。

        • 落語「峠の茶屋」

          1972~4年頃のラジオ番組 (おそらくNHK) からの録音。タイトルは当時のカセットに書いてあった表記に従ったが、カバー画像のアルバムの「峠の婆さん」がこれかも。東京落語では新作派の雄ということになるのだろうが、ここで描かれている「田舎」は彼の故郷、上州伊勢崎あたりの風景が投映されているのだろうと思われるのは、7、8年前まで草競馬に使っていたという馬を引くオヤジ(騎手でもあった由)がなにげに出てきたり、当の婆さんが浅草の思い出を語ったりするあたりの「モダン」ぶりなどからも。主人公のふたりは十二階が倒れた後の生まれというから大正末から昭和初年の生まれ、高度成長期の会社員としておそらく30代半ばから後半くらいの設定かと。その割には戦前、昭和10年代あたりの「ユーモア小説」系の登場人物造型の匂いもするのは、戦後の「中間小説」あたりとの二重写しがあるのかも知れない。

        草ばん馬・馬力の風景①

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          上方落語「寄合酒」(一部)&今井音也(桂音也)MC「上方FM寄席」

          1972~4年頃の録音。FM大阪「上方FM寄席」からで、初代春團治のSPからの録音による放送だが、途中からクロスフェードする形で、MCの今井音也(桂音也)のアナウンスが入っている。当時、こういう番組がラジオで深夜放送内のコーナーなど含めて複数成り立つくらい、上方落語ルネッサンス的なブームが若者中心に起こっていた。このあたり、いわゆる吉本新喜劇的なものがテレビ介して週末席巻していた当時の京阪神~関西圏の情報環境とサブカルチュアの広がりの問題としても改めて要検討かと。

          上方落語「寄合酒」(一部)&今井音也(桂音也)MC「上方FM寄席」

          上方落語「寄合酒」(一部)&今井音也(桂音也)MC「上方FM寄席」

          上方落語「黄金の大黒」

          おそらく1972~3年頃のラジオから。仁鶴全盛時の実況録音。ソースは、ABCの深夜放送「ヤングリクエスト」の可能性大。「黄金の大黒」(これ、幕末のええじゃないかの記憶が揺曳しとるネタなんでないかと前々から……)は定番で、彼のレコードや市販カセットにも収録されていたはずだが、この録音は客席の熱狂ぶりが民俗資料的にも。下がる時の「エラ~!」の連呼はラジオDJ当時の「エロ仁鶴」と重なる彼のあだ名。初代春團治のレコードに刺戟されて落語家をめざした、という彼の出自がよくわかるような上演かと。

          上方落語「黄金の大黒」

          上方落語「黄金の大黒」

          ショウボート昭和 黒色テント68/71『喜劇昭和の世界』より 発疹編(B面) ALM ALP-205

          「黒色テント68/71は、1975年(昭和50年)1月より、佐藤信作、演出による「喜劇昭和の世界」三部作(「阿部定の犬」「キネマと怪人」「ブランキ殺し上海の春」)を、「昭和列島縦断興業」として全国巡業活動を続けている。このアルバムは劇中ソング全30曲のうち13曲をピックアップして、「微熱編」「発疹編」の二部に再構成したものである。」 ① 背中の町 (佐藤信/クルト・ワイル) ② 魚のいない水族館 (佐藤信/林光) ③ BACK AND GO (佐藤信/福山敦夫) ④ EL TANGO DEL FASCISTA (佐藤信/クルト・ワイル) ⑤ 水曜日は駄目よ (佐藤信/菊池正章) ⑥ 廻れ風車 (佐藤信/クルト・ワイル)

          ショウボート昭和 黒色テント68/71『喜劇昭和の世界』より 発疹編(B面) ALM ALP-205

          ショウボート昭和 黒色テント68/71『喜劇昭和の世界』より 発疹編(B面) ALM ALP-205

          ショウボート昭和 黒色テント68/71『喜劇昭和の世界』より 微熱編(A面) ALM ALP-205

          「黒色テント68/71は、1975年(昭和50年)1月より、佐藤信作、演出による「喜劇昭和の世界」三部作(「阿部定の犬」「キネマと怪人」「ブランキ殺し上海の春」)を、「昭和列島縦断興業」として全国巡業活動を続けている。このアルバムは劇中ソング全30曲のうち13曲をピックアップして、「微熱編」「発疹編」の二部に再構成したものである。」 ① 串カツソング (佐藤信/クルト・ワイル) ② 川風抒情 (佐藤信/クルト・ワイル) ③ あばよ上海 (佐藤信/林光) ④ 弁当唱歌 (佐藤信/クルト・ワイル) ⑤ 眠りの町のバラード (佐藤信/福山敦夫) ⑥ 唄うチゴイネルワイゼン (斉藤晴彦/サラサーテ) ⑦ 犬殺しのオペレッタ (佐藤信/クルト・ワイル)

          ショウボート昭和 黒色テント68/71『喜劇昭和の世界』より 微熱編(A面) ALM ALP-205

          ショウボート昭和 黒色テント68/71『喜劇昭和の世界』より 微熱編(A面) ALM ALP-205
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          ハルウララ・高知で現役の頃

          ハルウララ・高知で現役の頃

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          落語「五月幟」

          1972~4年頃の、NHKラジオの子どもの日の特番からの録音だったと記憶。冒頭切れているけれども、「岸田さん」と言っているのは番組ゲストの岸田今日子だったかと。当時、関西で東京落語を聴く機会はテレビやラジオでもあまりなかったけれども、この金馬や志ん朝(三代目)など、その歯切れのいい口跡はさすがに別の味わいがあった。まだご存命なのは善哉。

          落語「五月幟」

          落語「五月幟」

          上方落語「縁結び」

          1972~4年頃のFM放送からの録音。FM大阪の「上方FM寄席」だったはず。 桂音也は今井音也というABCのアナウンサーから落語家になった変りダネ。桂小米(後の枝雀)の最初の弟子だったかと。この番組のホストも勤めていたと思うが、これは自分自身が出演した回。録音はおそらくかなり珍しいもののはずだが……

          上方落語「縁結び」

          上方落語「縁結び」

          上方落語「看板のピン」

          おそらく1972~3年頃のラジオからの録音。 口跡などからまだ40代とおぼしき後の人間国宝、張りも勢いもあって、この頃のこの「隠居」の微妙なガラの悪さの表現などは、後の米朝イメージからは忘れられたかも。

          上方落語「看板のピン」

          上方落語「看板のピン」

          上方落語「桃太郎」

          「動物いじめ」で売り出していた頃の桂朝丸、今のざこば師匠。1972~3年頃(おそらく)のラジオからの録音。出囃子の「靴が鳴る」は今でも使っているんだろうか。

          上方落語「桃太郎」

          上方落語「桃太郎」

          第87回 天皇賞 (春) 1983年

          ① アンバーシャダイ (加藤和) ② ホリスキー (菅原泰) ③ カツアール (樋口)

          第87回 天皇賞 (春) 1983年

          第87回 天皇賞 (春) 1983年

          第50回 日本ダービー 1983年

          ①ミスターシービー(吉永正) ②メジロモンスニー(清水英) ③ビンゴカンタ(岡部)

          第50回 日本ダービー 1983年

          第50回 日本ダービー 1983年