最近感じたこと

はじめに

ミス・ミスターコンの運営や大学祭の運営、部活動・団体の統括など、
大学で学生自治を行う団体がいくつかある。

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で
当然だが例年通りの活動はできていない。

そんな中で、オンライン会議などを用いて行事などを遂行したり、あるいは学祭の中止を決断したりと、学生自治団体に属する学生にとっては非常に辛い状況に立たされているだろう。

そこでこの記事では、SNSや後輩たちの様子を見て、
大学における自治活動について私の考えを書く。

この記事を読んで、何か共感する・響く部分があれば嬉しい。
また、最後の補足まで(拙い文章ではあるが)読み、良ければSNS等で拡散してもらえると、私自身や学生自治団体で頑張っている人たちが報われると思う。


外部からの干渉について

まずは、外部からの干渉について(何かのコンテスト出場者や登録しているサークルなども含む)。

このような環境(非常事態)であるから「対応が遅い」というような発言、誹謗中傷・批判ばかりで提案もないメールや投稿、などといった外部からの干渉や業務の強要はしてはいけないことだと私は思う(※)。

個人のプライベート(バイトなど)や普段の授業の課題(オンラインになった影響で、昨年度までと比べ格段に多くなっている)もあるので、外部から干渉・強要するような行為・発言をされるとやる気を失う。もしかしたら、自暴自棄になる人もいるかもしれない。

現状が不満であれば、実際に該当する学生自治団体で活動してみて欲しい(立場的に今年度が無理であれば来年度にでもやってみて欲しい)。
もし、実際に共に活動する勇気や余裕などがないのであれば、外からとやかく言わず、連絡のあるまで待つ/参加や登録を辞退するなどといったことをお勧めする。


内部では?

外部では上のような表記をしたが、では内部ではどうしなければならないか。

それぞれ理解していると思うが、現在の(コロナの)環境を理由に何の議論や努力なく学生自治団体が活動放棄することはしてはいけない。

(今年度は特に新入生の参加が難しいので)人数が少ないところは辛いだろうが、先輩などにも協力を仰ぎながら最低限内部で決めたやるべきことはこなすべきではあるだろう。


4年生はどうするべきか

2〜3年生は団体の中心として活動を行うことは当然だとして、
団体を引退し卒業まで半年を切っている4年生はどうすれば良いのか。
私も当事者だから今私自身がどう動いているかを元に提案する。

まず、会議には参加する。実質引退した老害ではあるが、非常事態なのでそんなことは言ってられない。そこでは積極的に発言をし、後輩をサポートする。

その上で、可能な限り業務のサポートを行う。引き継ぎもあるので干渉しすぎない方が後輩たちのためだが、実際に外部からの不平不満は多いのは事実なので、積極的に行動する。特に、「スケジュールがギリギリなのに業務が終わっていない」、「1人あたりの仕事量が多すぎる」などといった場合には迷わず手を差し伸べると良いだろう。

就職に向けた各種活動・準備や卒業研究でお互い大変な時期だと思うが、このような状況なので、少しでも余裕のある人は自身の所属していた/いるサークルの後輩たちのサポートができるといいと思う。


大学との連携は?

学生自治なので、
「学生自身で何事も解決しなければならないから、大学は干渉しない方が良いんじゃ?」
と思う人もいるかもしれない。

しかし、今年度は(特に)イレギュラーばかりなので、大学職員(主に学生課)と定期的に話し合いの場を設けるなど、積極的に連携を取った方が良いと思われる。

もちろん、普段から連携を取っておくのがベストではあるが、
もしできていないのであれば、電話や可能であれば窓口で急速に連携を取れる体勢を取る必要がある。

1つの具体的なメリットとしては、「広報力」があげられる。学生自治にとって必要な情報をすぐに多くの学生に見てもらうためには大学との連携に必要不可欠ではないだろうか。


最後に

今年の4月から新入生にばかり目を向けられていたが、
他の学年はもちろん、課外活動といった色んな側面で困っている・影響を受けている大学生がいるということを多くの人に知ってもらいたい。

また、この投稿が少しでも多くの大学生の心に響けば良いなと思う。
同じ大学生同士、授業の課題などが大変だと理解していると思うので、
今後はもう少しお互いを尊重し、配慮した行動をしてもらえると嬉しい限りだ。

(もし、この記事が好評であれば色んな意見・感じたことを頻繁に投稿できればと思う)


補足

(※)について。
学生自治の活動は、規約等で定められているからといって強制的な者ではない。
これはもちろん、大学生の本分は「学業」であるからである。


しかしながら、もし金銭をもらって活動しているのであれば(アルバイトなどと同様に)給料に見合った活動をしなければならない(量も質も)。給料に対する働きができていなければ、外部からの批判があっても仕方がないとは思う。

少なくとも私の所属している学生自治団体では給料をもらって学生自治をしているわけではない。
当然、学生自治の活動を行っていればバイトの時間も削られるため、その分の給料はもらえない。
実際に新歓時期はバイトをせず、資料作成を明け暮れていたこともあった。

そのため、ほとんどの学生自治団体が実質「ボランティア」で活動を行っている、と思って接した方が良いと思う。
(本当は「ボランティア」ではなく「部活動・サークル」に当てはまるのだが)

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