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オヤジモデラーが過去に作ったプラモあれこれ~「STAR WARS」X&Yウイング

 noteの世界のみなさま、こんにちは。ご無沙汰しています。きんぐじょーです。さて、最近は妙に忙しいこともあって、新たなキットに着手できないまま…つまりnote記事にも手を出せないまま、1カ月以上が経過しようとしております。これではいかん! -ということで、とりあえずは新しいキット制作には手をつけずに(どこまで組み上がるか分からないので…)、今月は記事だけ投稿することにしました。タイトルにあるように今回は、noteへの投稿を始める前後に作ったキットを備忘録的に振り返ってみたいと思います。お付き合いいただけるとうれしいです。

「ミレニアムファルコン」だけではないのです

 私が書いた、初めてのnote記事は「ミレニアム・ファルコン制作記」でした。また、ファルコン号の「中・小」を手がけたこともご紹介しました。

 ただ、これまで記事では触れてはいませんが、「STARWARS」シリーズのプラモは、この他にもいくつか作っています。しかも、大半のキットが「電飾」なんです。で、今回は2021年の春~秋にかけて作った「Xウイング」と「Yウイング」の2機について振り返ろうと思います。

どちらがXでどちらがYかは説明不要ですね

結構手間をかけて加工したXウイング

 Xウイングはいわずと知れた「反乱同盟軍」の主力宇宙戦闘機。シリーズを通して登場する可変翼機ですね。作ったのはミレニアムファルコン〝大〟と同様に72分の1キット。写真のデータなどを見ると、ファルコンを完成させた後の2021年の夏に作っていたようです(ちゃんと覚えてないんです)。

Xウイングは、個人的にこの角度から見た姿が好きです

 このXウイングでは、4基のエンジンそれぞれにLEDを仕込んだほか、ルークの後方に積まれた「R2-D2」や、コクピットのメーター類などに電飾を施しました。
 機体内部にボタン電池を組み込む―といった芸当はできないので、ボディ下部に穴を空けてコネクタを埋め込み、外から電源を供給し、点灯させない通常時にはコードは外せるようにしています。
 まず苦労したのが、エンジンの噴射口周り。キットのエンジンには噴射口のモールドがありますが、それぞれをドリルで開口。内側のスペースに赤色LEDを仕込んで点灯させています。可動する翼も生かしつつ、LEDのコードを翼の隙間を通して何とか取り回しています。本来なら内部を黒塗りするなどで遮光すべきだったのでしょうが、エンジンが赤く過熱した状態に見えてしまっています。まあ、それはそれで(笑)。

4基のエンジン、オーバーヒート気味(笑)
右側の2基が分かりやすいですが、ドリルで噴射口に穴を空け、内側から点灯させています

 R2-D2もアイカメラ部分だけは開口してみましたが、内部に白色LEDを入れてみると頭部全体が透けるように光ってしまいます。内側を遮光すれば、とも思いましたが、なんとなく良い感じなのでそのままとしました。

R2が点灯しています。提灯みたい?

 コクピット部分は、デカールを貼った後で、0.3ミリ程度のドリルで数カ所穴を空けて光ファイバーを通して光らせています。光源のLEDは足下に仕込んでしまいました。点灯部分は適当に赤や緑のクリアカラーで着色。点滅こそしませんが、それなりの雰囲気は作ることができたかな、と。

もう少しピンがあってると良かったのですが…

Yウイングは蛍光塗料+UVのLEDでコクピット点灯

 Xの次は「Y」。写真の撮影日時を見ると、どうやらこちらは21年の年末から翌年1月にかけて制作していました。

 Yウイングの電飾はそれほど手の込んだことはやっていません。2基のエンジン噴射口とコクピットのみの点灯。こちらもXウイングと同様にコネクタを機体後部にはめ込んで電源コードを接続できるようにして、機体内でエンジン部分やコクピットにコードを配線しています。
 このころにはnoteに記事を書くようになっていたので、制作途中の機体内部のコードの配線の様子なども撮影していました。機体の中を何とか配線しているのが分かるかと思います。

内部の配線。なんだかぐちゃぐちゃですね

 この機体で試みたのが「UVのLEDライト」プラス「蛍光塗料」によるコクピットメーター類の〝点灯〟です。

紫色のエセUVライト+蛍光塗料=〝点灯〟しているように見えますか?

 「ミレニアム・ファルコン制作記」EpisodeⅡでちょろっとご紹介していますが、メーター類に「蛍光塗料をちょんちょん」と塗り、UV(紫外線)ライトを当てると良い感じで光ってくれます。

 ただ、UVのLEDライトはなかなか適当なものが入手できませんでした。なので、このYウイングでは、UVと同じ効果を期待して①赤と青のクリアーカラーを混ぜて作った「紫色」のクリアーを塗ったLEDを座席背面に組み込み②蛍光塗料をチョン付けしたメーター類に向けて発光させる-ことを試してみたところ、ほぼ思い通りに。ちょっとニヤついたことを思い出します。

これでは分かりませんが、パイロットの右肩後ろにライトを固定しています。
光らせるとこんな感じ。もう少し光量が少なくても…

宇宙空間での戦闘で「痛んだ」感じに

 XもYも、ともに苦労したのはやっぱりデカール貼り。機体のデカールは割とすんなり貼ることができましたが、搭乗するパイロットのヘルメットなどはかなり小さなデカールだったので、なかなか大変だったことを覚えています。

ルークのヘルメットにある反乱軍のマークもデカールです。この写真だと、R2のカメラアイ部分を開口していることが分かるかと

 機体は、モールドに墨入れ後、いつものつや消しクリアーを吹いて、ウェザリング。宇宙空間での激しい帝国軍との戦闘の痕を残すために、やや強めに汚しを入れています。両機は「ファルコン」と同じ72分の1スケールですが、こうして並べてみると、ファルコンの大きさが際立ちます。

ファルコン、でかいな…

 STARWARSの「72分の1キット」はこのほかにダースベイダーの乗る「タイアドバンストx1スターファイター」や、電飾はしていませんが量産型「タイファイター」を制作済み。また、以前にちょっとだけ紹介した「Bウイング」も電飾加工して完成させました。
 キットを購入していながら、まだ手をつけていない機体もあります。バンダイの「Aウイング」と、ファインモールド製の「スレーブ1」はハコが積まれたまま。ちなみにスレーブ1の72分の1キットはバンダイさんではキット化されていない(144分の1はあるようですが)ようですね。入手できたファインモールドのキットも「ジャンゴ・フェット」バージョン。作るときには塗装など「ボバ・フェット」バージョンでやりたいと考えていますが、さて、いつになることやら…。

 最後になって、話がそれてしまいました。手の遅いオヤジモデラーにとってこれから1つのキットに手を付けても、完成は結構先になりそうなので、次回も今のところ、既に作り済みのキットを紹介しようかなと考えています。記事投稿の際には、また読んでいただけるとうれしいです。
 では、また。

 


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