見出し画像

オヤジモデラーの私が使っている道具類あれこれ


noteの世界のみなさん、こんにちは。これまでの制作記からひと休みして、今回は、オヤジモデラーの私がプラモ作りを再開させてからこれまでに使ってきたプラモ制作道具について、あれこれ書いてみようと思います。これまでの記事でも少し紹介していますが、「自分も久々にやってみようかな」という方の参考にでもなれば幸いです。

白いパーツ…「塗装しなくては!」

 私がプラモ作りを再開させようと思ったのは、長男が作っていた「ガンプラ」を触ったときのことでした。もっとも、実際に「イチから」再開させたのは、自分の誕生日に、その長男からプレゼントされたウルトラセブンに登場する「ポインター」を手がけたときからになります。

 50代の私は、まさにウルトラセブン「世代」。登場するウルトラ警備隊の戦闘・索敵用?の車である「ポインター」の銀色に輝くボディ、それを彩る黒いラインと地球防衛軍のマーク。その近未来的な姿にあこがれたものです。
 さて、息子がくれたポインター、箱を開けるとボディの成形食色は白色。せっかくのポインターですから「塗装して銀色にしなくては…」と。このときは缶入りスプレーを買ってきて、晴れた日のベランダで塗装したのを覚えています。そのほか、座席のブルーグレーやエンジン下部のつや消し黒など、説明書通りに指示されている色の塗料をそれぞれ購入してきて筆塗りして仕上げました。

ポインター。かっちょいいです。乗ってみたいな…

手元が、手元が…見えんではないか

 困ったのは、細かい部品の接着などで、手元が見えないこと。これまでもさんざん書いてきましたが、オヤジモデラーにとって一番苦労するのは、老眼のため手元が見えないことです。ポインター作りのときは眼鏡を外したり着けたりしながら、完成させましたが、「これでは、いかんな…虫眼鏡的なものが必要だな」と。そこで見つけたのが、老いたまま、じゃなかった、置いたまま使える拡大鏡です。100均で見つけました。

拡大はできますが、使い勝手が…

 ただ、なかなか視点が合わず、思ったより使いにくい。何かもっとよいものがないかと、さらに探しました。眼鏡型の拡大鏡もどうかなと思ったのですが、組み立て説明書などは普通の眼鏡の方が見やすいので…。
 そうこうするうちに見つけたのが、以前の記事でもご紹介したクリップ型の拡大レンズです。これだと「パタパタ」切り替えが効きます。これには本当にお世話になっていて、最近では、作業の手始めに眼鏡に取り付けることで「さあ、やるか」のスイッチが入ります。

<再掲>眼鏡にクリップする拡大鏡。パタパタできます

 プラモ作りを再開させたころには、本当に「100均」さんにお世話になりました。クラフト用の3本セットのヤスリや紙ヤスリ、綿棒、塗装用の筆、カッター、細いドリル…etc.「あ、これはプラモ作りに使えそう」というものを見つけるたびに、購入してきました。基本100円ですし。当初は、そんなに本気に取り組むことも想定していなかったので、あまり道具にお金をかけたくないなあーと考えていたこともありました。

早く買っときゃ良かった…その①

 でも、そうこうするうちに、プラモ制作する上で「これはほしい」という品も出てきます。たとえば「塗料瓶のキャップ開け」。

左の青いシリコンのカップで塗料瓶を掴み、黄色いレンチ状器具をキャップにはめグイっと。

 塗料瓶のキャップって放置しておくと塗料が固まってしまい、どうしても開けにくくなるときがあります。特に私みたいに不定期に作業をしている輩にとっては、作業間隔が開きがちなもので。キャップが回らない!→トンカチでキャップ周りを叩いて固まった塗料にヒビ入れ?→プライヤーを使って何とか…ハァ〜-という繰り返しでした。でも、そのたびに後で手のひらが痛くなります。
 そんなときに、このクレオスさんの器具を模型屋で見つけ、少し考えた末に購入しました。私は、タミヤさんとクレオスさんのアクリル塗料をメーンに使ってますが、キャップのサイズが一緒なので両方に使えます。キャップのギザギザにしっかり噛み合い力も入りやすい。劇的に「キャップ開け」が楽になりました。早く買っときゃよかった…。

早く買っときゃ良かった…その②

 「開ける」といえば、バンダイさんの「パチはめ」キットを手がけるときによくあるのが「あーしまった、このパーツ取り付けてから組まなきゃならんかったのに!」と、一度はめたパーツを外さなければならなくなること。「ちゃんと説明書読んどけよ…ったく」と思いますが、私の場合、こういうことが結構あります。
 そんなときに使うのが、この「パーツオープナー」。こいつも模型店で見つけて、便利そうだと購入しました。

下の薄い刃をパーツの隙間にグイッと

 それまでは、キリ状のとがったもので外してましたが、どうしても丸い穴状の傷がついてしまいます。その点、これは先端が薄い板状の刃なので、パーツの合わせ目にしっかり入ってくれて、こじ開けやすい(もちろん慎重にやらないと駄目ですけど)。コレもまた、買って良かったものの一つです。
 このほか、以前に「出雲大社」の記事でご紹介した充電式のリューターとか、透明パーツに使う接着剤としてのUVライト&レジンも重宝しています。電飾のコードなんかを固定するときなどに、チョロっとたらしてライトを当てて…と。瞬間接着剤みたいにすぐ固まらないから慌てなくとも大丈夫です。レジン液は最初少しお高いものを買いましたが、100均で買ってみたものも、そこそこ使えるようですし。

 そうそう、私の記事の写真のバックに写ってるカッティングマットも100均で購入したものです。これをプラ製のトレー(これも100均)の上に載せて作業をしています(「拡大鏡」の写真参照)。トレーを使うようになったのは、「後片付けが楽なんじゃない」という妻からの提案によるものです。トレーにたまったゲートくずやヤスリ作業によるプラスチック粉を作業後にささっと集めて簡単に捨てられます。
 最近、これと同様のおススメ記事をネットで見つけた妻から「ほーら」と見せられました。記事は「100均で200円で売っている木製トレーがプラモ作業台にお勧め」ーというものでした。もう少し広いスペースがほしいなあとも思うので、こういう、ちゃんとしたものを探そうかと考えているところです。

 もうお分かりでしょうが、私の場合、プラモ制作関係で何かほしいものがあると「まずは100均へ」。基本的に「安く済ませられるものは安く」の精神でプラモ作りをしている、ケチなオヤジモデラーということですね。
 まあ、今のところは、それはそれで良いかと思っています。

 本日はここまで。読んでいただいてありがとうございました。


この記事が参加している募集

#つくってみた

19,349件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?