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#0051【不動産投資】サブリース物件のメリット、デメリット

皆さん、こんにちは。記事を見て頂きありがとうございます。
サブリースという用語はご存知ですか?これは、難しいことを抜きにして簡単に言えば、物件の又貸しのことです。法律的には転貸借といい、民法や借地借家法において特に問題があるわけではありません。賃貸の対象となる物件の所有者であるオーナーから不動産会社(サブリース業者)が部屋を借りて(マスターリース)、借りた部屋をサブリース業者が入居者に貸出します。当該物件のことをサブリース物件と言います。今回は、サブリース物件のメリット、デメリットについて考えてみたいと思います。

【メリット】
メリットは空室時もサブリース業者から家賃収入が得られることです。空室リスクをサブリース業者が負うためです。しかし、オーナーが入居者に直接貸した場合と比べて、サブリース業者がオーナーに支払う家賃は入居者からもらう家賃の8割~9割程度に設定されているため、家賃収入は安定しますが、収益性の点ではメリットとは言えません。

【デメリット】
サブリース業者との賃貸借契約は実質、解除できない契約内容になっていることです。そのため、売却を検討する場合、サブリース物件は相場よりも安い価格で取引されていることが多いです。売却にあたり購入希望者がサブリースの解除を条件とする場合にサブリース業者との賃貸借契約が解除できない場合、売却が難しくなるというデメリットが表出します。

【まとめ】
サブリース業者との賃貸借契約をするオーナーさんは一定数存在します。空室リスクを減らしたいという想いだと思慮しますが、売買の場面ではサブリース物件は好まれない傾向にあります。サブリース業者を使わなくてもよいように賃貸管理を得意とする管理会社を選定して管理を任せることが不動産賃貸経営を成功させる要因かと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。よかったらお気軽にフォロー、スキを頂けますと幸いです。

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