今、幸せ

"幸せ"って何なのかな?と考える

青信号が3回続いたり、週末のビールがたまらなく美味しく感じたり、素敵な音楽や映画に出会ったり、〆のラーメンを替え玉してお腹が痛くなったり
というか〆のラーメン、食べ終わって後悔しなかったことが一度もない 
いや、むしろ食べている途中でもうやめとけばよかったと自分を責める、もう毎回毎回
後悔するまでが自分の中でルーティーンになっているのだなと思うとそんな自分を愛おしく感じてくるから怖い

学生時代の友達と飲むと「最近どうなん?」という話になる
いやいや、何のことを聞いてるんだよと言いたくもなるがこれでお互い楽しく話ができるのだから友達ってすごいし、この言葉はマジックワードだ

最近は「仕事が楽しくてさ」と決まって答えるようになった

これをいうと「まじで!?」「すげえ!!」という反応が返ってくることが多い
社会人2年目も折り返しているが、去年の自分と比べると驚くほどにメンタルが違う、糞と便器くらい違う
去年の私を知っている人からするとより「まじで!?」となっているのだと思う

社会人1年目である去年は新卒で社会に放り出され、責任の重さに潰れそうになっていた
いや、容器に入れられて出てきたビッグマックくらいには潰れていたと思う
夜なかなか寝付けない→寝てもすぐに起きてしまう→起きると悪かったことばかり思い出し自己嫌悪に陥り眠れなくなる→再び眠るがまて起きてしまうという悪循環
調子の良くないときはほぼ毎日これが続いていた
朝になると起き上がることがなかなかできず、力を振り絞り車に乗り込むと「ここで折り返して家に帰ろう」と何度思った
反対車線にトラックが走っていると「突っ込んでしまおうかな」と思うことさえあった

当然こんな調子で仕事でいいパフォーマンスができるわけもなく、先輩方と比べて「自分は何もできない」「自分がいると迷惑でしかない」と勝手に落ち込みやけくそになっていた
ものすごい顔をしていた時もあったと思う
マスクがあってよかったな

コロナが少し落ち着き、ある先輩のお家にお邪魔し、男4人で飲む機会があった
今思うといい先輩達だし気にかけてくれていたのだなととても嬉しく思う、もちろんこの人たちとは今でもよくしていただいている
働き始めて半年以上経っていたが、それが初めてプライベートで先輩達とあった日でもあった
庭でバーベキューをしながら昼間っから飲んでいたがこの時に今まで閉じ込めていた自分が爆発してしまった
土曜日の午後3時の静かな住宅街で涙を流すことができるのは1年目の特権だということにして見逃してもらった

初めて「苦しい、もう辞めたい」と伝えた

その後、いろいろな話をしていただいた
「苦しくしてしまっていたのは自分たちの責任だ、ごめん」
こんなことを言ってくれる上司がいることに感動したが、そのときはその言葉よりも檻の中に閉じ込めていた自分の感情を外に出してあげられたことが嬉しかったし楽になれた
それまでは誰にも相談できなかった、相談しなかっただけなのだが相談できる環境じゃなかった
だからこそこの飲み会が私のターニングポイントだった

この日を境に、私は素の自分を出せるようになってきた

それまではイジられても対して面白い返しもできず笑ってごまかしていたし、そんな自分がまた嫌だった
それを反省しまた落ち込んでいた

人って単純で、自分が心を開くと相手も心を開いてくれる
それまでより話しかけられるようになったし話しかけるようになった
そうやって少しずつ私が心を開いていくことで、そこが素敵な職場であることに気づいた
同じ人、同じ場所なのに全然違う環境になった

やっぱり環境って大切だ
自信をつけさせてくれる、自己肯定感を上げてくれる環境にいると毎日が楽しくてしょうがない

自信がつくと全てが上手くいっているように感じるし、失敗すら栄養だと思える
もともと能天気でテキトーな性格なところもあるが、手を抜くことも覚えた
正しくは手を抜く場所が分かってきた

仕事がうまくいくと、プライベートも充実してくる
去年は家から出るのもしんどかった

そんないろいろを踏まえて、「今は仕事が楽しい」

そして、仕事が楽しいと言える自分は今幸せなんだなと思う


でも休みの日に通勤路を車で走ると物凄く胸がざわざわする
普段通勤するときはそんなに感じていないのに
休みの日に通勤路を通ることがほぼないから無意識のうちに身体が違和感を感じているのかなと思う

そんな時は、銀杏BOYZを大声で歌うと大体何とかなるってこともわかるようになってきた社会人2年目でした

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