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正しく姿勢を意識する方法

姿勢を良くしたいのに、意識すると身体がしんどいことありませんか?

「姿勢を良くしたい」というのは、誰しも一度は考えることだと思います。

実際、姿勢は身体の「見た目」の部分であり、良い姿勢になればそれだけで体型が美しく見えたり、身体が軽くなったりする場合もあります。

特にダイエットなどを今行っている人は、ただ体重が落ちるだけでなく、同時に姿勢が良くなることで、今よりも一段美しくなると思います。

そんないいことが多い、「良い姿勢」ですが、実際にしてみると、意外とこんな感覚を持つことが多いです。

「なんか窮屈」
「意外としんどい」
「逆に身体が痛いんだけど、、、」

良い姿勢をしようとするあまり、いざ意識してみると余計にしんどく感じてしまうことって、結構多いと思います。

結論から言うと、良い姿勢をしようと意識していて、先ほどのような感覚があった方は、残念ながら「意識の方法が間違っている」可能性があります。

間違った方法で意識してしまうと、身体にとっては逆に負担になり、綺麗な体型に見えないばかりか、身体を痛めてしまう可能性もあります。

せっかく良い姿勢になろうとしているのに、それが逆効果になってしまうのは悲しいですよね?

ご安心ください。

今回は、そんな「姿勢の意識のしかた」を正しく行えるようためのアドバイスをお伝えします。

是非最後まで読んでみてくださいね。

なぜ姿勢を良くしようと意識すると身体がしんどくなるのか?

正しい姿勢の意識のしかたは、まず、なぜ良い姿勢を意識すると、身体がしんどくなってしまうのかを理解することでよりわかりやすくなります。

そもそも私たちが普段からとっている姿勢とは、その人自身の身体の特徴(例えば、脚の筋力や、背骨の硬さなどが当てはまります)や、周りの環境(例えば、手すりなど触るところがあるorない。地面が平orデコボコしているなど)によって変わります。

そのため、同じような環境でもその人ごとに取るべき姿勢は異なるのです。

そしてその姿勢は、今の身体や周りの環境の状況で最も適切だと考えられる姿勢(少なくとも今の感覚では)になっています。

つまり、今の姿勢が100点満点の姿勢なのです。

私たちが普段からつい意識してしまう「良い姿勢」と言うのは、恐らく、「モデルさんの様な〜」とか「憧れのあの人のような〜」「一般的に言われている〜」のように、自分とは関係ない人や常識を当てはめてしまっていることが多いです。

本来であれば、「(自分の身体にあった)良い姿勢」であるべきなのですが、良い姿勢を意識した瞬間に、自分という主語が抜けてしまい、「他人や一般的な常識での良い姿勢」を意識してしまいます。

今の自分の姿勢はすでに100点満点の姿勢であると考えると、それ以上の負担は身体にとって悪影響になる可能性があることがなんとなくわかるかと思います。

これが良い姿勢を意識するとからがしんどくなってしまう理由です。

姿勢は良くしようとしてはいけない?

では良い姿勢は意識しない方がいいのでしょうか?
姿勢は今以上に良くならないのでしょうか?
姿勢を良くすることは諦めなければいけないのでしょうか?

そんなことはありません。

先ほどの説明は、あくまでも自分にあっているかもわからない、いわゆる「一般常識」としての良い姿勢を闇雲に押し付けてしまうことが問題なのであって、良い姿勢自体を意識することはとても良いことだと思います。

要するに主語が「自分の身体にとって良い姿勢」であればいいのです。

もちろん、書籍やインターネットに載っている情報が間違っているということではありません。
中には自分の身体に合っているものや、情報通りの方法でうまくいく場合もあります。

大事なのは盲目的に信じるのではなく、自分の身体で試して合っているかを確認することだと思います。

ここまで話をしたら、感の良い方ならどうすれば正しく良い姿勢を意識することができるのかお分かりかと思います。

では最後に正しく良い姿勢をするための意識の方法について解説します。

正しく姿勢を意識する方法とは?

正しく姿勢を意識する方法は、今の身体がどのような状態になっているかを確認することです。

詳しく説明します。

先ほどまでの説明で、良い姿勢を意識するためには「自分の身体にとって」という主語が必要だとお伝えしました。

つまり姿勢を正しく意識するためには、まず自分がどのような姿勢をしているのかを正しく感じられるようになる必要があります。

例えば
・今あなたの姿勢は身体のどこに力が入っていますか?
・身体のどこか曲がってる場所、必要以上に伸びている場所はないですか?
・体重は前後左右どこかに偏ったりしていませんか?

など単に姿勢が良いor悪いのように2択で決めるのではなく、もう少し詳細に身体のことを分析してみましょう。

意外と自分の身体って、自分ではわからないことが実感できると思います。

少し訓練が必要かもしれませんが、徐々に慣れてくると、自分の身体の状態がわかるようになってきます。

自分の身体の状態がわかるようになると、何がおこると思いますか?
あなたの姿勢は、今の状態で100点満点だとお伝えしましたね。

そうです。

身体の状態が先ほどよりもわかるようになると、今までの身体の状態が更新されるんです。

例えば、
・自分の膝は伸ばしているものだと思っていたが、実際確認してみたら少し曲がっていた
・体重は真ん中にかかっていると思っていたが、実は少し右に偏っていた
・背筋は丸くなっていると思っていたが、実は意外と真っ直ぐだった

など、自分の頭の中のイメージと実際の身体の動きに乖離があることがわかると、頭の中の身体のイメージ(ボディイメージといいます)が更新されるので、姿勢は更新された身体の状態で、また新しく作り直されていきます。

これを徐々に繰り返していくことで、徐々に良い姿勢に近づいていきます。

良い姿勢とは、一部の競技(バレエなど)を除き、身体の負担が少なくなるようにデザインされています。

そのため自分の身体の状態を確認して、身体の負担がかかっているところに気づいていけることが良い姿勢になる近道だと思います。

まずは自分が一番リラックスできる姿勢から始めてみてはいかがでしょうか?

今回の内容が参考になれば幸いです。


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