見出し画像

JMRC神奈川ジムカーナ第三戦 富士スピードウェイにて選手のメンタル及びフィジカルのサポートを行ってきました。

先日6/30(日)に JMRC神奈川ジムカーナ第三戦 富士スピードウェイが開催され、ジムカーナドライバーの田尾光規選手のメンタル及びフィジカルサポートに行って参りました。

ジムカーナは舗装された路面で行われるモータースポーツの一種で、コースに置かれたパイロンで作られたコースを早く、正確にゴールすることを競う競技となっています。

田尾選手はJMRC神奈川ジムカーナ選手権のPN3クラスで昨年まで3年連続チャンピオンを獲得しており、さらなる高みを目指してジムカーナの最高峰である全日本選手権にて好成績をおさめることを目標に日々努力を積み重ねております。

キネシオロジー太田は2024年2月より田尾選手のメンタル及びフィジカルのサポートをさせて頂いております。

富士スピードウェイにて行われた第三戦も現地にて田尾選手のサポートをさせて頂きました。

ところで、人間が目や鼻や耳などの五感で情報を得てから実際に動き出すまでにどれだけの時間がかかるかご存じでしょうか?

人間が五感で情報を得て、その情報が神経を通り脳に伝わり、脳から神経を通って筋肉を動かすまでには、最低でも0.1秒かかると医学的に証明されています。

陸上競技でフライングしている選手を見たことがあるかと思いますが、人間の反応限界が0.1秒であることから、音が鳴ってから0.1秒以内に動いた場合はフライングと判断されることになっています。

一方でジムカーナは1000分の1秒(0.001秒)を争う世界であり、頭で考えてから動くトレーニングをしていても、0.1秒単位でしかタイムを縮めることができません。

タイムを縮めるためには、意識を超えた無意識の領域の取り組みが必要になるということです。

田尾選手は、走行前に行われるコースを歩く完熟歩行で、入念に走行のイメージを作り上げ、本番まで何度も何度もイメージトレーニングをしています。

恐らく無意識の中に走行のイメージを入れ込むことで、頭よりも先に身体が動くようにしているのだと思います。

それでも、無意識の動作の中には、タイムロスになりそうな昔ながらの動作の癖や昔ながらの心の癖によって精神が不安定になったり、パフォーマンスに影響を与えてしまう無意識の要素があるので、一つ一つ田尾選手と一緒にキネシオロジーを使いながら改善に取り組んでいます。

第三戦では、これまでの取り組みの成果が少しずつ結果として現れてきており、PN3クラスで飛びぬけたタイムで優勝、総合でも38台中トップタイムをマークして初の総合優勝を獲得しました。

これからも選手がもっている力、努力の成果を最大限発揮できるようにサポートをさせていただきます。

ありがとうございました。



JMRC関東ジムカーナ部会


JMRC神奈川ジムカーナ部会 


キネシオロジー太田


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?