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3年ぶりに、行ってきた、韓国。

2023年6月17日。2020年2月以来の、韓国・ソウルはホンデ(弘大)でのライブが行われました。


KINEMAS beatnik(左せんちょー・右私)


といっても、前回の2020年はKINEMASでのライブ、今回は2022年11月から活動をはじめた別ユニット「KINEMAS beatnik(キネマズ ビートニク)」でのライブでしたので、「韓国久しぶり~!」・・・となっていたのは自分だけで、あとはスタッフ含めて超久々の海外&初韓国。

「3年ぶりの・・・」というよりは、ただ少し遠いところに来たような、そんな感じでした。不思議と「久しぶりの海外、感慨深いな・・・」という感情は一切なかったです。


こういう色の薄めの写真は台湾製「paper shoot camera」


2019年頃はもう本当に、海外でライブができればそれでいい、と思っていて、それが叶えられるように生活をデザインしていました。なのでコロナ禍は本当にショックで・・・でも足枷も一つのチャンスと捉えてすぐに行動できたのも、今ではとてもよかった気がします。

2020~2023年で、KINEMASとしてはかなり大きな転換をしました。岐阜県高山市荘川でのキャンプフェス「YAGURA」https://yagura.jp/ )の開催がその最たるものですが、それを中心に名古屋や高山や金沢・・・あとはムッティー(E.G)が兵庫県・ハチ北に移住したことによる、ハチ北の人達との関わりなどもあり、密度の濃いお付き合いができるエリアが広がったと思います。


それもあって、国内での活動も気持ち的にとても充実してきました。意味の薄い一日、というのが段々減ってきました。誰かに会うため・何かをするため に日々を過ごせている。行動の先に、楽しみの先に、目的の達成がある。というのがとても心地よくて。スケジュールはパンパンだけど、サイクルにできる。そんな自信も少しずつついてきました。



なので、7月のKINEMAS台湾ツアーは置いておいて(初めて行った国というのと、初海外ワンマンツアーという別の特別な意味合いがあるので)、

国内での活動が活発になっている今、改めて海外での活動を再開しようと思えるか?という、自分の気持ちへの確認作業が必要だと感じていました。


空を飛んでいる時も


仁川空港に降り立った時も


ホンデに到着した時も



(気持ち的に)こんなもんだったかな・・・と、そう思いながらソウルをぶらついていました



が、その時は訪れました。



この石の上で、肉を焼くって?



おいおい、無茶すんなあ!




美味い・・・


冷麺も鬼美味い


「チヂミも行きますか・・・」(韓国在住の後輩・カンくん)


チヂミあるやん


チヂミとマッコリ・・・俺をハメにきたな・・・!


参りました


あっさりと韓国グルメに降参し、「やはり海外には定期的に行く必要がある」という結論に至りました。



翌日はまず、ここも個人的に3年ぶりのホンデのスタジオ。


ライブしに来たんだよね。ギターはカンくんに借りました。


リハ後は少し街ブラして(hotenで帽子買いました)



同じく日本から来てたAKIさん(DJ)に教えてもらった、日本人の方のお店でコーヒー飲んで


とかなんとか他にも色々やって、


Strange Fruit Seoulで3年ぶりの演奏。


Strange Fruit Seoulの存在は本当に大きく、自分が店長を務めている名古屋・大須の「NOZOMI YA」も、最初はここのような内装を目指していました。


オーナーのJihongさんと。先日なんと名古屋にも遊びに来てくれました。なので2か月ぶりくらい。



Jihongさんに出会わなかったら、今の自分の韓国での活動はありません。それくらい大きな出会いでした。出町くん(SOLVALS)に感謝です。


ライブの合間に、ライブの撮影とアーティスト写真もできればソウルで撮影したいと思い、事前に韓国在住のカメラマンを探して、連絡をいれてました。ヨンさんが引き受けてくださり、ライブ写真とアーティスト写真を撮影しました。まだ手元に届いてませんが、とても楽しみです。


フォトジェニックな場所沢山あっていいなホンデ。外から来てるからそう思うのかもしれないけど


彼はオーストラリアから来て、たまたまネットで自分たちにたどり着いて見に来てくれたそう。


この日のトリだったCROSさん。ココ・テイラー、ジェームズ・コットン、ジョニー・ウインター、バティガイなどのレジェンドと共演してきた大先輩。終始ノリノリで最高でした。


終演後みんなで。


AKIさんは、普段大須のNOZOMI YAでもプレイしてくれていて。大須での縁が韓国まで繋がって、すごい良いな、ありがたいなと思いながら聴いてました。


打ち上げもサムギョプサル


酔ってるしこの写真記憶にないな。グラサンはライブ前にホンデで買いました。


・・・と、結果色々詰め込めた怒涛の2日間が終了。翌日は朝7時発の電車で仁川に行き、11時過ぎには雲の上でした。仁川空港の広さ忘れてて、搭乗ギリギリになってしまいました。「俺これ、前も走ったことある・・・」と、完全に忘れてましたあの遠さ。

何はともあれ、全員無事に飛行機に乗れて帰国。皆さんお疲れさまでした。ありがとうございました。



ライブの日のAMは準備とお仕事もしました。世界中どこでも仕事ができるこの時代に本当感謝です


今回のツアーを決めた時は、まだ日本への入国に色々な制限があった時で。なので、長めの行程は組みづらかったので、ショートバージョンのようなツアーになりました。

ドラムのせんちょーは海外公演は初めてで、同行スタッフ含めて二人とも韓国をどう思うかな、と多少の心配・・・心配というよりは興味かな・・・もありましたが、終わったころにはとても充実した旅だったようで良かったです。

中々しょっちゅうはね、みんな大人だから色んな予定もあってすぐには難しいこともあるけど。帰り際せんちょーと、年に一回くらいまた行けたらいいですよね。という話をして別れました。


諸々の都合は勿論自分にもあるわけですが、それでもやっぱり自分の活動には海外公演が必要だなと改めて感じました。

来月の台湾ツアーが終わればYAGURAがあって、そしてその後はまた次のYAGURAへ向けて準備を進めていくのですが、その中にまた海外ツアーを盛り込んで、大所帯でもミニマム編成でも、その都度特別な構成でも、コロナ前みたいに2・3ヶ月に一回は海外へ行きたい・・・2・3ヶ月に一回が無理なら、一ヶ月くらい通しで行きたい・・・来年に向けてそんなことも考えていきたいと思います。

コロナ前とは違って、今自分の最大のテーマが「YAGURA」です。これからはそこに海外ツアーも加わって、「YAGURA」と「定期的な海外公演の実現」が、これからの自分のテーマになるんだと思います。まだ行ったことのない国にも行きたいですしね。

それが実現できるように、みんなとも相談しながら毎日がんばります。


いよいよ来月はKINEMASで台湾ワンマンツアー。台湾へは4年ぶりに行きます。約一週間ほど滞在します。この瞬間の為にコロナ禍も踏ん張ってきました。とても楽しみです。


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