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2023年八月に書いたもの、詠んだもの、読んだもの。

Fit Boxing2を始めました。

健康と体力向上のために、ニンテンドースイッチFit Boxing2を始めました。
深夜でも結構な運動ができるところがありがたく、「体力向上」「しっかり」の28分コース、鬼モードも解禁してしっかりハマっております。
先月はコロナにかかり、もともと仕事でへばりやすいところもあったので、年を重ねることも考え体力をつけたいところです。

*8月に書いたもの

■『君の青春はあと三日しかない』
現代が舞台の男女の恋愛短編小説。ハッピーエンドです。
pixivさんの執筆応援プロジェクトの青春に投稿したかったのですが、体調を崩して7月中にまにあいませんでした。
ですがせっかくなので書き上げて投稿いたしました。
pixiv:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20437531
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/16817330661797892352
エブリスタ:https://estar.jp/creator_tool/novels/26141002

■『夢の終わり、そして始まり。』
pixivさんと雷鳥社さんの執筆企画が素敵でしたので参加いたしました。
夢を追うことに身体的理由で挫折した少女と、その夢をかなえた幼馴染。
二人の約束と思い出のお話です。

pixiv:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20520574

*8月に詠んだもの

この場所に ボク一人だけが立っている そんな錯覚 深夜 交差点

この世界 きっと君を喪って それでも輝くのだろう滅べ

主人公 に成らない成る必要ない 君を支えるキャラで在りたい

今日この日 きっと糧になるのだと 確信もなく 語る日もある

気づけこの 爆音発する心臓に まだ友達のままで居たいけど

それよりも 君が生まれるより早く 私が生まれて守らなくては

遠くから 見ても君だと分かるから これは恋です 初恋なんです

でも だって を 繰り返し進む君たちと 進んで下がって 進む進級

列車にじゃ 乗ることが無い ロボットの 瞳に映る銀河鉄道

それで君 思い出全て捨て去って それでも縋るここは何処なの?

そのうちに きっと今の気持ちすら 忘れてしまう 君が哀しい

手伝って コレを埋めて 吐き出して 全てを隠して 貴方を救って

この手では 掴めぬものがあるのだと 知っていたのに 知らないふりする

この夏が 終わりに向けて走るとき 私の恋すら 思い出に消える

もういいかい? 夏も終わりに差し掛かる 目覚めて食らって さて もういいかい?

でも だって けれど 僕にはあの夜の 夢も希望も捨てられやしない

この宇宙 最後の星がおちるとき 蒼い星を 少し 思い出して?

かつてこの 場所に君が暮らしてた 痕跡を探す自由研究

君のいない 世界で割と生きてる そういう自分に 少し涙する

星の名を 殆ど知らないボクみたい にキミもボクの名前を知らない

お揃いの パスケースだって持っていた そのくらいしか 接点無かった

ならばこの 感情すべてが嘘だという 君の言葉も俺は否定する

鬼探す 級友たちの喧騒よ いない いない ワタシはいないの

この場所に いつかキミが訪れて ワタシの背骨でも 拾ってくれ

異国から 届いた手紙の異国の字 恋の答えは解読できない

もし明日 君が来れば手渡して 来なければ捨てる白いお手紙

さしすせそ さよなら 直ぐに 背を向け そらす 死際 見せぬ約束だ

この場所で 最後に静かな夢を見る 君との夏は眩しかったよ

現実に 引き戻される工事音 ボクの住処は異世界ではない

戯れに キミのことを思い出し 好きだと言えればよかったと願う

*8月に読んだもの

■『冬幻郷の花嫁は今日も魔術塔に入り浸っています 〜ひきこもり令嬢と氷獣の帝王の幸せな略奪婚〜』
いわれのないことで半ば引きこもりにさせられた少女が、結婚から逃れようとするなかで新しい道を歩むお話。中編の中にぎゅっと世界観や能力、主人公の想いが詰まっていて、そのうえで母とのやり取りなど家族間のぐっとくるエピソードも含められていて満足する作品です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330655252387523

■『追放令嬢からの手紙』
かつて追放されたヒロインからの手紙が送られてきたことをきっかけにかつての罪が暴かれていく、ヒロイン不在の断罪群像劇。
ヒロインの一人称はほんの少ししかないものの、彼女は確実にヒロインだと感じさせ、彼女に同情しながらその結末を味わえる作品です。
サスペンス、ミステリー要素にぞわぞわしつつも、謎が解けるたびにわかる溺愛要素が味わい深く個人的に楽しく読みました。
https://www.berrys-cafe.jp/bookstore/berrys-fantasy/202307

■『お荷物と呼ばれた転生姫は、召喚勇者に恋をして聖女になりました』
ビーンズ文庫。『追放令嬢からの手紙』が面白かったのでこちらも読んだのですが、甘酸っぱさあり成長ありで読み応えがありました。
主人公が転生者であること、召喚された青年がかつていた場所であること。絶妙に互いの孤独や戸惑いを理解し、けれどそれをうまく言葉でられない。けれど、主人公は自身を叱咤し成長しようとし、その姿に青年も周りとの関係を前進させようとする。その様がとても素敵です。

https://kakuyomu.jp/works/16816452219907013528

■『星を継ぐもの』
むちゃくちゃに面白いです。サイエンス・フィクションで理論がしっかりしているため、「この矛盾は?」という痒いところまで答えが出てきて面白いです。私自身の知識が浅く、理解できていない部分も多いのですが、全体がわかったときに胸にくるものがありました。ミステリーとしての側面も強く、登場人物も魅力的です。主人公のハントも良いですが、ダンチェッカーがあそこまでぐっとくる展開になるとは、と。また、ほとんどの謎は証明されるのですが、主人公たちには情報か開示されておらず、読者のみわかっている謎が一つだけ残っていてそれは読者各々で「謎を解いてもいいし、解けなくても夢が広がる」ものなのが、最後の余韻に深みを残します(コリンズ……)。

http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488663315

■『お飾り王妃は華麗に退場いたします』
国のために嫁いだものの、そこでしいたげられた王妃の大逆転ストーリー。この王妃様がとても強く、また芯がしっかりしていて前向きな気持ちで読めるお話でした。また、彼女を支える周りの面々も個性豊かで素敵です。
https://www.berrys-cafe.jp/bookstore/berrys-

■『半妖のいもうと』
ある日急に現れた妹には人にはない角があった……。
主人公ちゃんが誠実で懸命で、人でなくとも家族であろうと頑張る姿が素敵です。また、お父さんや叔母も一人ひとりが優しく、癒される一冊でした。
https://www.alphapolis.co.jp/book/detail/1086184/8608

■『神様の御用人』
いまさらながらに読んだのですが、どのキャラにも共感でき、また、さりげない雑学に唸りながら読みました。出てくるキャラ(神様含む)の悩みは誰もが抱えているものがおおく、主人公のまっすぐさに救われる気持ちをいただきます。
https://mwbunko.com/product/kamisama/311999100000.html

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