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通信制高校を卒業した有名人②

 【紀平梨花さん】 N高等学校 卒業


 日本を代表する女子フィギアスケート選手 紀平梨花さんは、2021年3月 N高等学校を卒業されました。

紀平さんは、N高・紀平梨花さん特別インタビュー 
〜2018 NHK杯国際フィギュアスケート競技大会優勝~
 の中で、

学校生活とスケートを両立できる学校がなかなかなくて、N高は合間の時間を有効活用して勉強ができたり課題ができたりするので、スケートにも集中できるというのがすごい良かったです」と話しています。

「普通の学校(授業)だと絶対に休まないといけないことがあるので、授業が飛んでしまって全然わからなくなってしまいました。今は遅れてもそこからスタートできるし、難しくても自分のペースで動画を見返したりできるのはすごい助かってます。」

 授業の大半が、動画視聴で学ぶことができるため、隙間時間を活用して学習ができると言うことです。わかり難い部分は、何度も繰り返し再生して、一方、逆に既に知っていることは、早送りで視聴し、時間の有効活用ができることも、オンライン学習を活用している通信制高校の魅力です。

 コロナ禍で、2020年から、急速に授業のオンライン化やタブレットによる自宅学習が進んでいますが、N高をはじめとする、新興通信制高校の多くが、それよりも早くオンデマンド動画配信による授業を展開しています。
 
 従来の全日制の高校の先生方は、50分の授業にこだわり過ぎではないでしょうか? 黒板は必要ですか? シンプルで短時間の説明の方が理解しやすいし、集中も続きます。特に、TiKTok世代には、短時間の方が効果的だと私は感じています。

 紀平さんのように、勉強や部活動以外に、本気で取り組むことがある人、特にTOPを目指す人にとって、最短の登校日数で高校卒業の資格を取得できる通信制高校は、魅力的かつ、時代の最先端かもしれません。

 世界で活躍するアスリートの中で、将来、通信制高校卒業生が大きなウェートを占める日が来ることになるでしょう。


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