言葉の力 矢崎節夫さんのお話から

 過日、金子みすゞさんの全作品を発掘し、編纂されたことでも有名な矢崎節夫さんの講演を聞く機会がありました。お人柄を表すような、柔らかい口調とやさしい言葉遣いが印象的で、聴いていて、心もほっこりする感じがしました。
 お話の内容も、その時はスーッと耳に入ってくる感じでしたが、あとからだんだんと心に染みてくる内容ばかりでした。例えば次のようなお話がありました。(  )は、私の解釈です。

分かる と 変わる
(自分が変わらなければ、まだ、本当に分かっていない)
言葉を雑に使うと、人柄も雑になる
(発した言葉は自分が一番先に聞いている。発した言葉が自分の性格もつくっていく)
嬉しいことは遠くに飛ばす。だんだんと大きくなって帰ってくる
(遠くに飛ばすことで、忘れられる。執着がなくなる分、あとから、気付かないうちに引き寄せられてくる)
これから が これまでを決める
(過去の出来事は変えられないけど、今・ここから変えていけば、未来もそして、過去の「意味」も変えられる)

 最後に、お話から次の事を思い出しました。

 「言葉には、人を動かす力がある」 
 「植物は光で育つ 人は言葉で育つ」

誰に対しても、いい言葉をたくさん使っていきたいです。

皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです

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