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オウム真理教と受験勝者について。勝つまでやる。

受験に勝ったものいつまでも勝者だ。なぜなら彼らは勝つまでやるからだ。たしかにlsdとか電極とか流されまくっておかしくなったのは事実だがそれだけでは無い。

仕事は勝ち負けではない。
 

いまでは仕事も見える化され、勝ち負けの部分も多いが当時は仕事の能力よりも人付き合いや人脈などが重要視され、受験戦争を勝ち抜き真面目にある意味では修行のように、自らの能力を上げてきた彼らには、到底受け入れ難いものであったのは言うまでもない。そのような彼らが真理と言う途方もない問いに惹かれたのは当然と言える。  
  

真理とは死ぬまで戦えるライバルである

大学に行こうが才能がなければ教授にはなれない。自分の好きな学問を志向し、そのために戦っても才能がなければ学問の追求はできないし、それをすれば変人扱いは必至だった時代である。そのようなことより大人の趣味(ゴルフ、女、酒)などをおぼえる方が実務的である。だが、彼らはそれに耐えれなかったのだ。そこに来て真理はどうだろう、教祖の経典を、真理をいつまでも飽きることなく考えることが出来る、そこには、社会的なしがらみ(結婚、出産)などを考えなくて良い。彼らはそこに逃げ込むしかなかったのではないだろうか。

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