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パパへのイライラ対処法

パパが平日休みで
子供たちは学校というミラクルdayが年に数回あります。

ほんとうにミラクルなので
ワタシはそれをことのほか楽しみにしているのだが
なんの因果かかなりの確率で喧嘩が勃発してしまう。

なんで?
久しぶりに子供たちに振り回されず、ゆっくりパパとランチでもできるという日になぜ喧嘩などせにゃならん。

いや、喧嘩というか、ワタシが勝手にイライラして
怒ってしまうだけなのだけど

…アホなのか?

いや違う
大体ワタシがパパに怒るテーマが毎回同じで
そのテーマこそワタシの過去のトラウマからきているのものだ。

パパとのラブラブ?なデートを実現すべく
トラウマの解明に乗り出します。
お付き合いただければ幸いです(*´Д`*)

さていったいワタシはパパの何にイライラしているのかというと

昔から
自分に甘く人に厳しい
言っていることと、やっていることが違う

というものです。

パパは料理が得意なのだけど
片付けと整理整頓は大の苦手で、彼の調理したそのあとは
目もあてられない惨状になっている。
それを修復するのにものすごい労力がかかることから
ワタクシ、横で彼が使ったものを片っ端から片付けていくという
技を習得しました。

そしてそれを彼は当然のごとく思っていて
ワタシがちょっと別のことしていて手伝いができないと
ちょっと手伝ってよ、と呼びつける

彼は食べることが大好きで
もう熱々の状態でみなに食べさせたいらしく
料理の完成に合わせてテーブルセッテイングおよび
ギャラリー(子供たち)が準備万端ととのえて
席についていないとイヤなのだ

ごはんできたよ!ごはん!
テレビ消して!
ほら早く!冷めちゃう!

と、有無を言わさぬ勢いで食卓を囲むことを我々の求めてくるのだが…

ワタシが料理を作る段には
ちっとも手伝いません…
いやワタシだってね、進んで手伝えとは言いませんよ。
ただ朝の忙しい時に子供たちに準備をさせながら
ごはんと洗濯とごみだしを同時にやっているときなんかはですね

頼んだら、動いてほしいわけなんですよ
ただそのパパが休みで子供たちが学校というミラクルdayには
彼は休日だと決め込んでいるせいか、もうトドのように
寝そべってテレビを観ており、頼んでも動いてはくれない。
2、3度頼むと、ものすごーくめんどくさそうに動きだすという…

そしてごはんできたよーと呼んでもぜんぜん食べようとしないのだ。
スマホから目を離さずテレビから離れず、呼んでも微動だにしない。

おまっ

自分が料理を作ったときはあれほど大騒ぎして皆にすぐ食卓を囲むよう
求めるくせに、なんなん!?

と文句を言ったら
そりゃあ、パパの精魂こめた料理とママの料理じゃあ比較にならないよ

と言われた。

またパパは子供たちにはごはん中にテレビ禁止
ごはんの前と後のお菓子禁止を言い渡しているのですが

自分はテレビを観ながらごはんを食べているし
前と後のお菓子も食べている…

そう、自分に甘くて他人に厳しく
言っていることとやっていることが違うんです!

それにイライラ腹をたてて
せっかくのデートdayを喧嘩で始めてしまうワタシがいるのです。

何が腹が立つって
子供たちをしかるときのその口調がめっちゃえらそうで
自分も食べながらテレビ観るしお菓子も食べちゃうという事実は
完全に宇宙の彼方に消え去っており、
それに矛盾も罪悪感もなにひとつ感じていなさそうなところの
そのフシギ!
に腹が立つ!

そしてこれは
ワタシの母がワタシにしてきたことと同じ。

母も昔から
残さず食べなさいと2時間も味噌汁の前にワタシを座らせておきながら
自分はひどい食生活で、なおかつ冷蔵庫には大量の野菜を毎回腐らせておりましたし

服はちゃんと畳めといいながら
自分のタンスの中身はぐちゃぐちゃ

愛は与えて忘れなさい、と新興宗教の教えを説いておきながら
ワタシがあんなに良くしてやったのにやったのに(2度)というのが
口癖で
それになんの疑問も抱いていないところのそのフシギ!

そう、ワタシはパパに怒りながら
半分は自分の母の記憶に腹を立てていて
だから必要以上にどかーんとキレてしまっていたのだ。

ああせっかくのデートdayが…

もうどうすりゃいいのかしら、というのがここ数年の悩みだったわけですが

大事なのはたぶん
その自分に甘く人に厳しい、という行いを
まあ、しょうがないよね
そういうことってあるよね、と許してあげることではないだろうか?

聖人君子ではないのだから
あまり感心できないこととはいえ、子供にたいしてえらそうに
してしまうこともあるだろう
特に忙しかったり疲れていたりすれば矛盾など感じるひまだって
ないだろう

ワタシだってそうだし
誰もがそんなに完璧にはなれないけれど
なるべく子供たちに対しては矛盾のない行いをするよう努力しよう

子供ってバカではない
大人の矛盾もずるさもちゃんと気がついていて
気がついたうえで口に出せないでいる。

なるべく誠実に
なるべく正直に

生きていきたいと思います。
そして楽しいデートdayを










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