ぽんぽんせん

原作大賞を書くために初めてnoteを使った超初心者です。 使い方がわからなくて倒れそう…

ぽんぽんせん

原作大賞を書くために初めてnoteを使った超初心者です。 使い方がわからなくて倒れそうです。 来年、女王蜂のライブへ初参戦。

最近の記事

心気予報士 第3話

〇教室    背面黒板に『折戸フェスまであと17日!』と書いてある。    段ボールにペンキを塗ったり、木材を金づちで叩いたり、生徒らが    学園祭の準備をしている。    晴空と五月がおりがみを切って花飾りを作っている。 晴空「あー。飽きた」 五月「仕方ないでしょ。ジャンケンで負けておりがみ係になったんだから」 晴空「ああいうのが良かった」    大工仕事をしているクラスメイトの男子Aを見る晴空。    おでこにタオルを巻き、制服の袖をまくっていきいきと作業してい    

    • 心気予報士 第2話

      〇路線バス    十数人ほどの乗客が乗ったバスの車内。    二人並んで座っているカジュアルな私服姿の晴空と五月。    晴空が、あるラーメン屋のレビュー記事をスマホで見ながらワクワク    と嬉しそうにしている。 晴空「★★★★レビューよ?絶対旨いじゃん。あー!何喰おうかなー。今の  気分的には味噌なんだけど、ここは豚骨醤油が有名って書いてあるしさ  ー。安パイとって豚骨醤油行っとくべきか・・・五月は?」 五月「チャーハン」 晴空「いや、だからラーメンが旨くて有名なんだって

      • 心気予報士 第1話

        〇リビングダイニング    カーテンの隙間から差し込む陽光。    ダイニングテーブルには味噌汁、米、納豆、卵焼き、牛乳。    逸茂晴空(いつもはるく・16歳)と母・逸茂照美(いつもてるみ・      45歳)がTVを見ながら朝食をとっている。    TV画面に映し出されれているのはニュース番組の天気予報。 気象予報士「本日午前中は晴れていますが、午後からは雨雲が広がり、強い  雨が降るでしょう」 照美「今日敷パッド洗っちゃったのに部屋干しなの?生臭くなるじゃない」 晴空「

        • 「心気予報士」あらすじ

          晴れ、雨、曇り、雷、台風etc…。 天気は毎日移り変わり、私たちの生活に密接に関わっています。 「雨」と分かれば傘を、 「35度を超える真夏日」となればたっぷりの水分補給と日焼け対策。 天候を読んで気象を予報してくれるからは私たちの生活は生きやすい。 でも、人の心にも天気がある。 HAPPYなことがあって晴れ晴れしたり、悲しいことがあって荒れ模様の雨だったり。 そんな人間の心・気持ちを読める予報士・・・『心気予報士』がいたらモヤモヤしがちな対人関係が解り、もっとラクに生きられ

        心気予報士 第3話