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#50【仕事】あえて具体的な希望を回収しないという選択

こんばんは。
今日は仕事での出来事について書きます。

役職がついているとある教授の方がいるのですが、昨日記事にしたtalk straightが全くできず、話すととにかく論点がずれる上に抽象的なことしか話さない。そういう方と、どうしても仕事で関わらないといけないのですが。

他のプロジェクトの仕事が良くないからというので、そちらの仕事の領域を、自分達のプロジェクトで色んな意見を出し合って、動いていこうという話をしているんですね。

実は同じ話は何度もしていて、管理職での働きかけや調整も散々しており、それでも満足ができないこの方は、若干暴走気味で進めようとしているという状況。

大学は、普通の民間組織と異なり、
教授達の教員組織と、その他の業務を行う事務組織に大きく二分されます。

協力しながら業務を進める必要があるので、
何かの事業をやるときには、教員組織から管理職や専門の方が入り、事務組織もフォローでつくという構図になるのですが、今回も同様のケース。

私は性格的に、やるならちゃんと決めて出口も見据えて具体的なアクションに落としたいという性格なので、暴走しがちなところをあえてきちんと整理しにいこうと思ったのですが。

同じプロジェクトの管理職から、
「ここはあえて次の会議でふわっとしてやった感を出してやり過ごしてしまうのが良いんじゃない?」と言われ。

あ、それ良いな、と。

これ、普通はきちんと議論して、反対なら反対って伝えて、どこが厳しいのかという点もしっかり擦り合わせたりする努力をするのが普通だと思うんですが、何回もこれをやっても、ほんとにどうしようもなく同じことを繰り返す人間ているんですよね。。

Voicyで木下さんがどこかの回でお話しされてましたが、「言ってること、考えてること、やってることに一貫性がある人が信頼できる人である」でしたかね?少し違ってたらすみません、要は口だけの人は信用できないから、何をやってるのか見て判断した方が良いよというお話しなのですが、今回の方はまさしく口だけの人。

きちんと決めるには、
ゴールを踏まえて論点を示して意見を聞き、
具体的なアクションまで落として行動する・実践することが当たり前だと思うのですが。


あえて、議題レベルで論点を示すだけにとどめ、ふわっとした感じで具体性を持たせないまま終わらせるという作戦です。

もう打つ手なしで、口だけの役職おじさんをどうしてもかわせない時の対処法としてはありですよね。具体性が伴わないとうまく調整できなかったんだと他責(我々サイドの責任)にされると思いますが、逆にいうとそれだけで済みます。関わりたくない人事権もない役職おじさんから好かれないというのは、なんのダメージもないですからね。

こういう手段を取らざるを得ずに時間をかけることに悲しみを強く感じますが、「あえて具体的にしない」という考えはあんまりなかったので、参考になったというお話でした。

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