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#101【育児】怒らないことを先に約束することの重要性


次男が幼稚園で他のお友達にいたずらをしたそうで、先生からお話がありました😓

お昼ご飯のお弁当の時間に、お友達のお箸を少し遠くのところに置くいたずらをしたそうです。その時、また別のお友達(よく名前を聴くので、ガキ大将的な子?)が、その子のおにぎりを床に投げたということで、これはあまりにも酷いというので先生が介入したと。

メインはガキ大将くんのお説教だった様なのですが、一連のことに関わっていた次男も理事長室に連れて行かれてお説教だったとのことです。

この話を聞いて、私はとても悲しくなったと同時に怒りが湧いてきました。

次男は年中なのでみんな5-6歳。そんな幼い子のコミュニティで、こんなことされたら、やられた子はどう思うか?

首根っこ掴んでめちゃくちゃ怒ってやろうかなぁなんて一瞬頭をよぎったのですが。

多分、怒っても次男には伝わらない。

むしろ怒ってるということに対して怖がってしまい、怖いという感情だけに支配される可能性があるだろうと。

で、もっというと理事長室でも幼稚園の先生にも怒られているわけで、妻からも怒られている。

後から話を聞いた父親の一瞬の感情をぶつけることに、次男はどう思うんだろうと。冷静に考えました。

そこで、次男と2人で話す事ができるタイミングを探り、彼の言葉を引き出すために周辺のことをやんわり聞いていき、彼がどう思って、やられた子に対してどういう行動を取ったのかということを聞くことにしました。

ちょうど長男が習い事で妻と出かけるタイミングがあったので、自宅で次男に「幼稚園で○○くんにいたずらして怒られたって聞いたよ」と伝えました。

お父さんにお話してくれる?と聞くと、「やだ、怒るから」と 苦笑

そこで、「お父さんはこの話で絶対に怒らないよ」と伝えたところ、「うーん、忘れた」と。
一筋縄ではいかないですね。。

なので「わかった、じゃあ思い出したら教えて。○○の好きな時にお話してね。もう一回いうけど絶対に怒らないよ」と伝えました。

すると、「○○(いたずらしてしまった相手)はいつもこうで、僕はこういうことした。理事長先生は僕にはあんまり怒らなかったよ、○○(ガキ大将くん)にはめちゃくちゃ怒ってたけど」と。

覚えとるやんけと思いながらも、そうか、相手の子とは普段も遊んでる間柄なのかという事がわかりました。

さらに、「○○くんはやられてどう思ったのかな?」とか、「○○(次男)はやったことに対してどう思ったの?」と聞きました。

すると、「嫌だって思ったと思う。悪いことしちゃったって思った」とのこと。
加えて「ちゃんと○○くんにもごめんねって言って、いいよって言われた」とのこと。

あ、ちゃんと謝って相手に許してもらってたんだね、という事がわかりました。

私からは「自分がやられて嫌なことはやめようね」という話をしておしまい。

この件、自分から次男に怒らずに本当に良かったと思いました。

何がために?という意識は大事ですね。そして少し冷静になるということも。

相手も幼稚園児なら次男も幼稚園児で、家の中でも悪いことをしてしまった後に、やったことの大きさに耐えかねて泣き出す、みたいなこともたまにありますし、まだ小さいんですよね。

何かが起きた時にしっかり相手の話を直接聞いて、伝える方法を検討してから行動に移すことの大切さを認識し直した一件でした。あとは子供も他の人格であり、目線を同じに揃えて話す事。大事かなぁと思います。本当に伝えたい事がある時は特に。

こういう積み重ねを経て、相手のことを思いやれる子に育ってもらえたら嬉しいなぁ。

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