シャニマス体癖論に乗っかってみる4。日記。
前回に引き続きシャニマスの登場人物の体癖を読み取る遊びをする。正確さは素人同然なのでご容赦ください。
今回はイルミネーションスターズについて読み取って行こうと思う。作中で正統派アイドルグループでありながら個性という意味ではやや引けをとっているようなバイアスがかかってしまっているが、不安だからといって遊びを止める理由にはならない。敬称も略す。
最初は風野灯織について。
彼女は理知的な面が強く出ており、理論を重視するかに思えたが趣味として占いを挙げていて公の認める正確さに対しての評価は幾分か低い事が読み取れる。こう言った観念世界を好み、朝が弱いなどの描写から前後型の鬱帯傾向と推測できる。
複合は上下型鬱帯傾向で、迷惑をかける事に過度に抵抗したり失敗をなんとしても回避すべくマニュアルを厳守するような動きは正確さに価値を見出すというよりも、混乱や不規則を避けて得られる安定感を目的としているように思える。
お次は櫻木真乃。
彼女の読解は困難で、ネックは鳥類と会話したり独特の語録を有している点だと言える。
しかしそれらを除外してみると常にグループで行動したがり、未来の予定に対して不安になりやすいという場面が散見された。これは左右型鬱帯傾向の特徴で、常に慣れ親しんだコミュニティ内でケアを受けてこそ安定してくるので多少の内弁慶的要素も見受けられる。
他方で複合は恐らく上下型の鬱帯傾向を有し、年上相手に敬称を欠かさないシーンは徹底されているように思う。そして気合を入れる前の秘技である「むんっ!」はある種のルーティンと推察する。言い換えれば儀式的側面があり、ライブなどのカオスに飛び込んでいく前に秩序立った行為を行うことで安心感を得ていると考えられる。
しかし何より驚嘆すべきは鳥類との会話が何を源泉として行われているのか謎のままだという点かもしれない。現実的には彼女の共感能力の延長と考えれば整合性は取れなくも無いが、鳥類の方が喋っていない証拠にはならない。
最後に八宮めぐる。
彼女は大崎甘奈と同様に前後型と左右型の鬱散傾向と推測され、立ち絵でも少々前のめりであったり、決めポーズでは左側に偏る。
流石、鬱散傾向だけあって寝ているシャニPに感謝の言葉を10数秒以上に渡って小声で述べたり、恋愛好きの片鱗として頬を赤く染める回数が短期集中で描写され、他のイルミネメンバーと比べて頻出しているように思われる。
また、八宮家の母親が文字のみの登場で語った場面から前後型の体癖を受け継いだと予想でき、常に先陣を切って得た情報でイルミネの原動力を担っている。
総合してグループを見るとやや精神的に弱い風野灯織と櫻木真乃が気の遣い合いで乖離してしまわないのは心情の吐露を八宮めぐるが常に促しているからであり、アイドル活動の活性はたった1人にかかっている状況だと見受けられる。正直アルストロメリアに並ぶ不安定感を持っているとさえ思えるが、双方のグループに必要であるはずの年上で協力的な人物は、実際に導入されると却ってもっと個性を掻き消すような気がしてならない。
然るに恐らく必要なのは親しい年下の前では頑張り、疲弊した時に頼れる年上が身近にいる事でイルミネーションスターズとアルストロメリアの双方は安定化して行くのだろうが、それはあくまで身内にしか変遷が共有されず、ファンになんらかの形で成長のペースを共有しなければアイドルグループとしての存在感は大幅に変わらないかもしれない。
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