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REJOICE


祖母のために、大好きな和菓子を買いに行った。お月見用のうさぎのお饅頭や栗きんとん、栗入り大福にマスカット大福、秋満載の和菓子に心が躍る。
いつくか選んでお店を出た時、またカマキリに出会った。 通り道にいてこのままだと踏まれてしまいそうだったので移動を試みた。 
手のひらに乗ってくれないかなと手を差し出したけど、ちょんとカマを乗せただけで動かない。 
私だって得体の知れない大きな物体が突然現れたら絶対に近づかない。つかむのは怖くて無理そうだったので諦めた。 
 
薄茶色のカマキリ。 

白っぽいような薄い茶色いカマキリを見かけたということは、その問題と正面から向かい合うことで自分の成長に繋がることも意味していますから、嫌な問題かもしれませんが、勇気を出して取り掛かりましょう。

事態が思いのほか好転するかもしれません。

https://arakana0609.net/archives/9153


今日、2つ目の行動を起こした。 

ずっとずっとどうすることも出来なくて、気が乗らなくて、つっかえて止まっていたけど、もう動かないといけなくて、半分強制的に行動せざるえなかった。 
私がした行動は、良いことなのかどうかわからない。結果はもうお任せするしかない。 

祖母の面会の後、急遽母とランチに行くことにした。母のお気に入りの田舎の小さなホテルランチ。今日は敬老の日で、そのお祝いをしている人達もちらほらいた。 
よく考えたら、母ももう高齢者で敬老の日にあたいする人だった。ただ、私には子供がいないから誰のおばあちゃんでもない。 
私に子供がいない事も気にしてなさそうだけど、本当の気持ちはわからない。  
以前に入れ歯を忘れてきて大変だったから、今日は忘れずにしっかりと確認をしていた。
母が選んだのはハンバーグ。 
そういえば以前、違う店でもハンバーグを頼んでいた。一緒に生活しているのに、私は母のこと、
もしかして何にも理解していないのかも知れないと思った。 
私は最近ずっとトンカツの卵とじが食べたかった。 
ホテルランチなのでカツ丼とか定食屋のようなカツ料理はなかったはずなんだけど、メニューが新しくなっており、理想のトンカツの卵とじがあったので迷わず頼んだ。途中、母がご飯を少し食べて欲しいと言ってきた。 
そうだった。
母は朝ごはんをしっかり食べるから、昼はいつも少なめだった。毎回ご飯の量を減らすことを伝え忘れるのだけど、今日も忘れた。 
これも次回覚えておくこと。 
 
今日は昼から例の向き合わないといけないことに向き合ってよく頑張った。 
 
ご褒美に栗入りの大福。 

そういえば、祖母の面会の帰り道大きな道沿いに栗がたくさん実っている大きな栗の木を見つけた。 
いつもよく通る道だけど、栗の木とは思わなかった。持ち主の人が羨ましい。 
 
そして頑張ったあと、注文していた絵の具が届いた。 

株式会社 まっち の絵の具。 

有害な物質を含まないように、環境に優しく美しい発色を保っている素敵な絵の具。 

今まで、絵の具が有害か無害かをあまり気にしたことがなかった。 
黄 赤 青 黒 白 の3限色のセット。 
好きなように無限に色が作り出せる。 
小学生の時、図工の時間に初めて色の作り方を知った時はとてもびっくりした。 

 
 

さっそく久しぶりに書いてみたけど、自分のへたっぴな絵にへこむ。プレバトだったらきっと才能なし。 
 


この年になって、初めて知った言葉がある。 

REJOICE

14世紀半ばからは他動詞としての意味で「喜ばせる、楽しませる」という意味も持ちました。自動詞の意味で「喜びに満ちる」は14世紀後半に記録されています。中英語では単純な動詞 joy「喜びを感じる、高い度合いで喜びを経験する」(13世紀中盤)や rejoy(14世紀初頭)も使用されました。また、15世紀から16世紀にかけては「(誰かを)夫または妻として持つ、自分自身のものとして楽しむ」という意味もありました。rejoice in「喜ぶ、楽しむ」という意味は14世紀後半に登場しました。関連語: Rejoiced、rejoicing

https://www.etymonline.com/jp/word/rejoice


あるドキュメンタリー番組でこの言葉を知った。 
それからなんとなく気になる言葉。 
リジョイスなので、再び喜ぶ かと思ったけど
他にもいろんな意味がある。 

 

綴りを間違えているのに後で気がついた。  
 
音だけでなんとなく覚えていたから全然違う。
正しくは REJOICE   

夕方のニュースでは90歳の男性が取り上げられていた。若い頃に住んだことがあるパリの街並みの水彩画を書いていた。 
奥様に先立たれ、今は生まれ故郷の飛行場が見える施設で暮らしている。 
この男性はものすごい経歴の持ち主だった。
今から60年前にパリに留学し、薬学の勉強をして今の薬学にとてもとても貢献されている有名な方だった。 
ノートには化学式や記号がたくさん。 
私たちの身の回りの物質は全てこの式と記号で表せるらしい。 
施設の部屋で毎日水彩画を書いている。 
施設での生活は私にとってなんとなく、自由を奪われたかごの鳥のイメージがあって、あまり良くないものだったけど、この男性の目はきらきらしていて、いい顔をしていた。日々を、彩るのは自分次第。この男性のように、どこにいても歓びを見つけられる人になりたいと思った。

REJOICE

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