虐待サバイバーで慢性疲労症候群の私が今いちばんうけたい支援

帰る場所がないということは、元気なときにはたいしたことがないように思い込めても、一度病気になるとそうはいかない。

嗅覚障害で、もう食事を以前のように楽しむことができない。慢性疲労症候群で、学ぶことも家事も買い物もできない。大学も休学した。あのとき、そして今も、「家族」がいたらどんなに心強かっただろう。

私が今いちばん求めているものは、私と一緒に私の人生について真剣に考えてくれる存在です。気休めの励ましでも支援につながらない無意味な診断でもなく、私の生活を実際的に支えてくれるような支援です。

一人暮らしをする際にどうやって訪問介護を利用するかとか、座りやすい椅子を選んだりとか、月にどのくらい保険適用でない医療行為にお金を使うかとか、大学に復帰する際の合理的配慮とか、卒業後に生計を立てていく方法を、その場しのぎでなくて継続的に一緒に考えてほしいのです。

そして、同じような境遇に置かれた人たちと繋がりたいのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?