私にとって障害とは

合理的配慮を申請するし、なにかで迷惑をかけるかもしれないからと頼めませんでした。相手の機嫌を損ねる可能性のある行動をとれませんでした。

若干の悪意のある返答を受け取ったときに(或いは単に虫の居どころが悪かったのかもしれません)、それでもその人のもとで頑張ってみようとは思えませんでした。

私はこうやって自分の弱さを曝け出して、人の優しさに頼りきりで、安全地帯から出られないのだと思って、辛くなりました。他人に生殺与奪の権を握られているように感じました。

嫌気がさして、疲れてしまいました。

なんでもひとりできる強くて自立した人間でありたいけれど、そんなことは不可能です。どこまでも遠くへいきたかったけれど、無理でした。

これが障害者になるということです。

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