メンタルブロック

司法書士が「営業」なんてと思われるかもしれないが、この業界は待っていても仕事は来ないということを合格してすぐに痛感した。
司法書士を紹介してくれる制度もあるけれど、毎月コンスタントに紹介があるわけではないし、必ずしも業務につながる相談ではなかったりもする。
つまり、仕事の依頼をこの紹介システムだけに頼るのは効率が悪いといえる。
つまり、自分でコントロールできない(受け身)ため、自分でコントロールする方法を考えないといけない。となると、自分で仕事を作る・受ける流れを作る方が確実に効率は上がるといえる。

では、どうやるのか?

その答えは、やはり【営業力】を身に着けるのが一番の近道ではないかと思う。営業といっても、いろいろなやり方があるし、人によってはバックボーンも異なるし絶対の正解はない。自分にあったやり方(方程式)を見つけて、量をこなすべき。

とはいえ、全てにおいて共通するものは、「人に会う」ということではないいだろうか。「人に会う」ということは再現性高く、だれでもできることだから。
もちろんこの時の「人」というのは、だれでもいいわけではないし、ある程度のコツがある。(※詳細は、過去の記事を読んで欲しい)初めのうちは、量をこなしてその中から質を高めていくのが遠回りに見えて1番の近道だ。

「人に会う」というだれでもできることをみんながやっているかというと、実際はやっていないのが現実だ。

なぜか?

これにはいくつかの理由があると思うが、1番の理由は、『アポをとって会いに行く』ということに勇気が必要だから。わざわざ会いに行くということにハードルを高く感じてしまい、「会ってもなにを話そうかな?」「恥ずかしい」など会う前から尻込みしてしまう、いわゆるメンタルブロックが働いてしまうのが原因だと思う。
何かモノを売り込みに行くわけではないのだからそこまで深く考えることなく会いに行けばいいのになと個人的に思うのだが、「慣れ」るまでは大変かもしれない。
逆を言えば、営業しない(営業できない)司法書士が多いのであれば、営業できる司法書士になれば受注量は間違いなくあがる。

まとめると、「会って何を話そうかな?」「連絡すると嫌がられるかな?」など考える前にアポを先に取ってしまう。何を話すかは後から考えればよい。こうすればメンタルブロックの壁を突破することができるから。
意外と初めの段階(メンタルブロック)で躓いている人が多いように感じる。






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