静岡旅行記
拙僧はこれまで、旅行の際に泊まる場所には割と拘ってきた。宿泊費上限4000円という制約を設けながらも、一応ちゃんとしたホテルに宿泊していた。
これまでは...
2023年2月以降、とうとうネットカフェに手を出すようになる。ネットカフェは拙僧にとって革命だった。とにかく宿泊費は安く済むし、予約も不要なので予定をより柔軟に組めるようになった。
最初はネットカフェを使う頻度もそれほど高くなかったのだが、次第に増えていき、今では旅行の際は大体ネットカフェに泊まるようになってしまった。安上がりなのは良いのだが、旅行中に泊まる場所を一切拘らなくなると何だか敗北した気分になるものである。
それはそうと、今回は実家のある東京への帰省を兼ねて、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」を使って旅行した。基本的にはこのきっぷで乗ることができる私鉄路線の乗り潰しがメインとなっている。
そういうこともあって、内容量はそれほど多くないため、4日分まとめて紹介する。
また、この旅行では東海全域を周ったものの、まともに観光したのは静岡だけなので、静岡旅行という体にする。
以下、2023年2月17日から2月20日にした、3泊4日の静岡旅行を記録していく。
0日目
この日は単純な前乗りである。
岡山からひたすら普通列車を乗り継いで、夕方に着くように岐阜駅まで行った。青春18きっぷが出ている時期でもないため、移動には普通の学割乗車券を使用した。
後々知ったのだが、東京在住の拙僧の友達が偶然同じ日に岐阜駅周辺にいたらしい(残念ながら、現地で見つけることはできなかった)。日本中を旅行していると、こういうことが起こりうるから面白いものである。
1日目
この日から移動には「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」を使い、未乗だった鉄道路線の乗り潰しに徹した。
実際、養老鉄道線・あおなみ線・城北線・愛知環状鉄道線・豊橋鉄道線・豊橋市電の順に乗り通した。
最終的に浜松まで行って、この日は終了である。
浜松駅は東海道線に乗るたびに何度も通っているのだが、何気に降りたのはこの時が初めてだったので、駅周辺を色々と散策してみた。
ネットカフェに泊まったのは、この時が初めてである。全国旅行支援を使ってホテルに泊まっても良かったのだが、土日だったこともあり、高くつきそうだったので、ネットカフェに手を出したというわけだ。
2日目
まず、遠州鉄道線・天竜浜名湖鉄道線・静岡鉄道線・岳南鉄道線の順に、未乗だった私鉄各路線を乗り潰した。
天竜浜名湖鉄道線に乗っている時に、浜名湖の真横を通ったのだが、この日は天気が悪く、良い感じの写真を撮ることができなかったため、以前に浜名湖を訪れた際の写真を載せておく(noteでは記録を省略している)。
それから、伊豆箱根鉄道線に乗って伊豆長岡駅に向かい、そこから徒歩で韮山反射炉を訪れた。
韮山反射炉を見学したのち、伊豆箱根鉄道線を乗り通すために終点の修善寺駅まで行った。
時間には割と余裕があったことから、修善寺温泉街を訪れた。拙僧はバス賃をケチるために駅から歩いて行ったのだが、普通に遠かった()
修禅寺は「鎌倉殿の13人」を見ていた時から興味があったので、この時に行けて良かった。
また、竹林の小怪も歩いてみた。
その後、静岡市まで戻り、静岡県限定の「さわやか」でげんこつハンバーグをいただいた。
拙僧は基本的に食事の際に写真を撮ることはしないのだが、げんこつハンバーグのために1時間以上待ったこともあり、この時に限っては写真を撮ってみた。
さすが大人気なだけあって、期待していた通り、すごく美味しかった。是非とも東京に進出してほしいものである。
この日は静岡市内に泊まったため、これで終了である。
3日目
この旅行は、元々2泊3日の予定だったのだが、家族の予定の都合で急遽旅行を1日延ばした。なので、この日の移動には特にフリーきっぷ等は使用していない。
まず、バスに乗って三保の松原を訪れた。
ちなみに拙僧は、駅から若干離れたバス停からバスに乗ることで、目的地までのバス賃を少しでも節約するという技をよく実践している(今回もそうした)。
松原を抜けたら、一面に絶景が広がっていた。あまりに美しい景色だったので、興奮が止まらなかった記憶がある。
これぞまさに日本の原風景だろう。さすが日本新三景の一つである。
季節や天候を含め、様々な条件が組み合わさった結果、ここまでの感動を味わうことができたので、本当に幸運であった。
三保の松原を満喫したのち、普通列車で小田原駅まで行き、そこから歩いて小田原城を訪れた。
小田原城址公園では、綺麗に咲いていた梅を見ることもできた。
それから、未乗だった大雄山線を乗り通した。
最後に、小田急線に乗って東京に帰り、今回の静岡旅行は終了である。
前半は鉄道路線の乗り潰し、後半は観光と、1回の旅行ながら、前半後半でだいぶ系統が異なるものとなった。
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