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だまこ鍋

上記タイトルの写真は、数年前、秋田県五城目町の道の駅で食べた「だまこ鍋」です。

写真の白い丸いものが「だまこ」です。秋田の方言では、語尾に「こ」をよくつけます。

私の独自の推察ですが.「だまこ」と言う意味は、「だま」と言うのは、丸めたもので、その語尾に「こ」をつけたのだと思います。

「だまこ鍋」ですが、秋田県内では、五城目町から秋田市内など秋田県内の中央部の方ではよくこうした鍋を食べます。秋田の鍋と言うと「きりたんぽ鍋」が有名ですが、これは、どちらかと言うと、県北の大館市などが本場で、秋田市などは「だまこ鍋」です。

だまこ鍋は
亡くなった実家の母がよく寒い季節になると作ってくれました。
あきたこまちの新米をすりこぎでつぶして丸め、煮崩れしないように片栗粉を解いた水をまぶしてました。

だし汁は、比内地鶏の出汁。それにセリやまいたけなどを入れていました。
具材も各家庭によってバリエーションにとんでいることでしょう。
基本的に鍋の出汁はきりたんぽ鍋と変わらないと思います。

母は、だし汁や「だまこ」も手作りでしたが、働く主婦も増えてきたことから
今ではお手軽に出来るようにと秋田のスーパーなどでも
パックに入っている「きりたんぽ」や「だまこ」
比内地鶏の鍋の素などを売っているようです

さすがに、福島県内では「だまこ」のパックは売っていないのですが、
「きりたんぽ」のパックは売っていました。


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