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税理士noteですが確定申告の記事は書きたくない理由。ネット記事は落とし穴(ふるさと納税とか)。自分のことは自分が一番知っている

やっとこ確定申告が終わりました。
所得税の仕事、好きになれないな…という、
若干いいわけっぽいことを書いてみます笑


確定申告記事のリスク あなたのことを知っているのは誰?

前提条件が違うなら、有利不利が逆転してしまうこともあります。

例えば、ふるさと納税と特定口座の譲渡・配当所得。
申告分離課税と源泉分離課税(申告書に書かない)方法があります。

ネット記事などを読むと、
株式の譲渡損失が出ていない限り、一般的には源泉分離が有利とされています。
(国保の計算に入ってしまうなど総所得金額を増やすことのメリットは少ない)

ただしふるさと納税の特別控除額計算に反映させる場合には申告が必要。
ふるさと納税以外の寄附金控除も所得制限があります。

このように、前提が変わると、有利不利が大きく変わってしまうが
所得税の怖いところです…
その前提を「一番誰が知っているか」といえば。
そう、自分ですよね。

なので、所得税については一度でも自分で申告書を書いてみるのがおススメです。
記載例などを見ながらやってみると、
税額計算の考え方などが理解できるようになると思います。
書き方自体も、法人税に比べればまだシンプルですし。

特に丸投げはキケン、依頼するとしても理解してやったほうがいいです。
(または理解できるようちゃんと説明してくれる人に依頼するべき)
税理士が見落とすことも…なんて。(日々意識していない、年1回だと忘れる

(ビューのため)書けることと、書きたいことの違い

↑のようなリスクなどは色々書けるのですが、
正直にいってあまり書きたい内容ではなく…笑
見えないリスクをどこまで考えるか、というのがシンドイです。

とはいえ税理士に期待されることの一つではあるかなとは思っています。
その辺りのバランスを見つつ引き続きやっていこうかと思います。

今回はこの辺りで。

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