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句具句会に参加したよーっ!

11月初めまでにエントリーを済ませて迎えた句具句会、思っていたよりも大規模な句会でした!

句具句会とは

句具、とは、俳句などを作る際に便利な文房具を制作・販売している会社です。その句具が主催の俳句の句会がありました。

句会とは、俳句を作って投句(俳句を提出する)する集まりのことです。投句された句は誰が作ったかわからないように集められ、全部の作品を参加者みんなで読んで、それぞれ選句をします。
選句とは、自分が読んでよいと思った句を『特選(1位)』『並選(2位〜)』など選ぶことです。選ぶ際は、選んだ理由が明確にあると望ましいようです。

句会の形式は、顔をつき合わせて行う現地集合のリアルな句会が依然メインでありますが、ここ数年のコロナ禍の影響もあって、オンライン形式のものが増えました。

今回、私の参加した句具句会もオンライン句会でした。開催を知ったのはX(旧Twitter)やnoteの句具句会のお知らせからでした。

俳句作りにハマると、私の場合、作り続けるために何かしらのテーマがほしくて、無料で投句できるサイトや企画などを日々情報収集しています。
その中で少し前に句具句会を見つけていて、『今度はいつ句会をやるのかなぁ?』と張っていたところでした(笑)

投句スタート!

参加者の顔は見えませんが、参加者それぞれ、スケジュール通りにやることをこなしていく感じでした。
スケジュールは以下の通りです。

◻︎句会スケジュール

 新規参加申込〆切 … 11/2(木)
 投句〆切 … 11/8(水) 23:00
 選句〆切 … 11/15(水) 23:00
  以降、結果発表

ワタシまとめ

申込をしてから投句するまで時間があったので、句会で提示されていた兼題(お題)が複数あったので、私ができそうなものに取り組んで作ってみました。
私が取り組んだ兼題は、みんな冬の季語なのですが『石蕗の花(つわのはな)』『立冬』『ブロッコリー』『凩(こがらし)』『マスク』『小春日和』『時雨』です!
兼題はこの倍はあったかと思います。

しかし、投句できるのは2句まででした。
私は困りました。『これぞ!』という句を自分で判断しかねていました。ひとつはすぐ決まったのですが、もうひとつがなかなか絞れず、A4の紙に候補をいくつか書いて眺めて考えたくらいです。
結局は、夫に候補を見てもらって、

「これがカッコいいんじゃない?」

と言ってもらった句を送ることにしました。
本当は、自分で選ばなきゃ腕を磨けないのですが、、またがんばります。
一番数が作れた季語は、一番馴染みのある『ブロッコリー』でしたが、ブロッコリー句はどこかの機会までお見送りとなりました(笑)

入籍や小春日和のインクペン


燃え尽きた星の数々石蕗の花

ちなみに投句したのはこの2つ。
石蕗の方を夫に選んでもらいました!

鬼の選句モード

こうして何とか2句を投句した後、投句が締め切られると自動的にサイトは選句モードになりました。
選句がとても大変でした!

なぜかというと、まず投句数がすごくて、何と252句! ひぇぇ!
この中から、特選1句、並選9句以内を選び出すことになりました。

また大変だったのが、私はまだ初心者ですので、知らない季語があったり、漢字の読み方がわからなかったりで、調べながら読む必要があったことです。
スマホで全て行っているので、選句画面を一旦閉じて、Googleに行って…とちまちま調べていたので、ただ読むよりも時間のいる作業になりました。

さらに、めっちゃ素敵な句ばかり見つかるんです……。選ぶの自体が大変! 特選は1句しか選べないのがキツかったです〜(笑)

選句は、今回の句具句会では『特選(1句)』『並選(9句以内)』『予選(「これ好き!」の表明で何句でもOK』の3枠ありました。

私はとにかく『これ好き!』と思ったら片っ端から登録して、ひと言コメントをメモがわりに記入しました。
そこから、よりよいと思った『並選』を選ぶのですが、何せ『これ好き!』を100句ほどしてしまいましたので、9句はゆうに超えてしまいました(笑)
でもとりあえず並に上げられるものは上げていきました。多分14くらいになったかと思います。

次に、並からより好きなものを『特選』に移していこうと思いました。なので、特選もこの段階で10句ありました(笑)
ここで泣く泣く4句を『これ好き!』に移動させました……(このように、『これ好き!』となっても、めっちゃ選びたい作品がいくつもあったので、想いだけでも伝わればと思い、選んだ句にはできるだけコメントを書きました)。

でもこれで、1句を特選とし、ほかの9句を並とすれば落ち着く感じになったので、そこからまた迷いながらも選り抜きました。
特選が足りない(笑)! もっと欲しいと思いました!

普段、選句をする機会はなかなかないので、自分も選句をする句会に参加できたことは私にとって大事な経験になりました。

結果発表〜!

私の中の浜田さんが叫びました(笑)

選句が始まって一週間後、昨夜に選句も締め切られ、結果が表示されるようになりました。
ドキドキでした。
俳句が好きな人が、自分の句を読んでどう思うのか、知りたくもあるし知りたくないような。

しかし、嬉しかったことに、投句した2句ともにどなたかが選んでくださっていました!

バンザ〜イ!

何より、嬉しかったのは私の句に寄せてくださったコメントの数々です。
俳句を読んでどうイメージを膨らませたかとか、『こういうところがいいですね!』とか、お褒めのコメントもあって、すごく嬉しかったです。
心があったかくなって、励みになりました。

また、私が選んだ句の作者さんがほかにどんな俳句を詠んだのかや、作者コメントがあるかしらとか、確認するのが楽しいです(現在進行形)。
逆に、私の句を選んでくださった作者さんがどんな俳句を詠んでいたのかも、飛んで見に行って『私もコメントしてる!』とか『あ、私も選んでた!』とか知って、何だかとても面白いです。

感想

えいやっ! と思い切って飛び込んでみてよかったです。
作るのはもちろん、選ぶという経験も積めてとてもいい勉強になりました。

また、今回、俳句をやっている方って優しくて素敵な方が多いんだなぁと思いました。コメントが全てそう感じられるものばかりでした。
私は褒められて伸びますので(笑)、いい声掛けをされると素直に嬉しいのです。

今度は立春の頃に句会があるのでしょうか、ぜひまた参加させていただきたいと思いました!

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