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神保町で買った本

昨日のnoteで神保町に行った話を書いた。神保町の東京堂書店で2冊の本に巡り合い購入したので、買った理由と併せて紹介したい。

自炊者になるための26週

最初に手を取ったのは、こちらの本。最近、noteを書き始めて、料理について考えることが増えてきた。そうしたこともあって目に留まった表題。

パラパラとページを捲ると、トーストの焼き方やご飯の炊き方から始まり、後半は高度な料理にシフトしていく構成のようだった。

トーストの章だけ読んでみたが、香りについての表現が多様されており、これまで読んだ料理に関する本に当てはまらない内容だったので、購入を決意。

句点。に気をつけろ「自分の言葉」を見失ったあなたへ

本当は「自炊者の〜」を1冊買って帰るつもりだった。レジに行く前に平置きされているこの題『句点。に気をつけろ「自分の言葉」を見失ったあなたへ』が目に留まった。

句点「。」の話と言えば、最近話題になっているのが、マルハラである。メッセージの文末に句点をつけることで、受け取る側が圧力や責任を感じるとされる現象である。
よくある「最近の若者は〜」記事であるのは重々承知しているし、ネットニュースのPV稼ぎの書き方であることも否めない。ただ、句点に圧力を感じさせるやり取りの行為、具体的にはLINEなどのメッセージで、普通句点をつけずにやり取りする形式に、あえて句点をつけることで行間を読ませようとする行為については理解ができる。

かつて自分の中で、句点についてここまで注目したことがあっただろうか。この機運に乗じて、無意識に使ってきた句点について考えてみたいと思った。本の内容は全く見ずに購入したので、今話した内容と全く違う内容かもしれないが、それはそれでご愛嬌である。

書店を訪れると、今までネットや世間の情報からザッピングしてきた情報の中から、自分が気になっていることについて洗い出せる気がする。Kindleで買って読むのもいいが、大好きな本屋がこれからも営業を続けていって欲しいという願い、そして見知らぬ本に巡り合わせてくれた感謝の気持ちを込めて、紙の本を購入している。

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