それまでのろくでなしのK その17

 3週間に一度振り返ることで、現状を把握し今後に活かすための企画。「今年度」ラストである。時の流れに身を任せていたら、こんなことになってしまった。
 ここ最近、ショート・ショートに関して「もしかして、、」的な感覚がある。地獄の底に首から下が埋まっていたが、上半身くらいは出せたかもしれない。しかし、修行が足りないことも事実。精進が必要である。
「もしかして、、」は西村賢太作品を読みだしてから、得た感覚である。
 運命? いや。それにしては汚すぎる。良い出会いという出会いを、すべて不意にする、自ら破壊するその様に惚れただけだ。精神性へのシンパシーもある。西村賢太作品を読破したい今日この頃。
 それはそうと、振り返っていくことにする。

「MEGAドン・キホーテに行ったかも」おつまみ目的でいくほどでナシ。
「寿司」草枝刈りとあまりに久しぶりの寿司。
「週刊 我がヂレンマ<3月4日号>」フリートーークは手抜き。
「悪夢のち、」ショート・ショート(36点)
「それ以上、言うな」ショート・ショート(47点)
「愚考録」ショート・ショート(30点)
「例えば、こんな話2」糞・オブ・糞。
「土曜日の随筆」それなりに筆が滑りし候。まぁまぁ好き。
「21:53」佳作のドッグマン、傑作のデューン砂の惑星PART2
「週刊 我がヂレンマ<3月11日号>」フリートーークは手抜き2。
「黄昏ライトブルー」ショート・ショート(30点)
「王様オ~レだ」ショート・ショート(36点)
「弾・打・Done」ショート・ショート(29点)
「小銭横丁」子供の頃、500円は大金だった。間違いなく。
「買い替えて、春」安物買いも悪くはない。モノによる。
「遊弋ペンギン」ショート・ショート(50点)
「週刊 我がヂレンマ<3月18日号>」八十八ヶ所巡礼、西村賢太。
「廃疾を抱えて」ショート・ショート(44点)
「宇宙流し」ショート・ショート(39点)
「きまぐれリフレイン」ショート・ショート(35点)

 最早、この企画に意味があるのだろうか。
 そんな思いに頭を擡げる。課題など、全方位であって、3週間分を一気に斜め読みしてみたところでなんとなろう。
 腐泥流れる暗渠をゆく思いである。
 これは、テコ入れが必要だ。そのテコが見当たらねぇ。頭のなかは広大なくせに道が狭く、妙に気だるく、つい耐えられず目覚めてしまう。妙に純文学的な空気がしてきたところで、気を取り直そう。
 振り返り方を変える。
「あ、思いつかない」
 これはどうでもいい、という、ことであろうか。変えたいという思いがあれど、本当は、ただ意識高い系なだけ、だろうか。思考が根詰まりをおこしてやまない昨今にあって、光明を見いだす思考を止めるわけにはいかない。
 が、なんというか。床を背にして両膝を抱えて、屁、で前進するようなもの。な気がしてならない。もし分身できたら、その脇腹をサッカーボール・キックをねじ込んでやりたい。自分を面罵して小突き、頭突きをかまして脳髄を揺らしてやりたい。
 蜘蛛の糸に纏わりつかれるような、どうしようもない文章を書いてしまっている。酷い。ともあれ『改善』したいという思いに嘘はない。たとえ虚飾と虚栄に満ちていたとしても、無様でも、進むしかない。それは確か。
 燃え尽き冷灰と化す前に、火柱を上げたい。
 最後に、思い付きの言葉をひとつ。
「仏滅の八重歯」
 決して『鬼滅の刃』は関係ない。断じて。言いがかりはよしてくれ。

 

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