午前中から酒を呑んで

 タイトルを書くのに手間取ってしまった。何故なら。クラフトビールを三缶呑んでいるからです。朝起きて、昨日、雨に備えて草刈りを終えたため、トイレ掃除と部屋掃除のみ。そろそろ髪が伸びてきたので、面倒だ。と思ったがバスに乗車。到着して、ヤングジャンプや週刊ポストを読みながら順番を待った。「カットのみ。前髪が眉毛にかかるくらい、耳がでるくらい」
 それで1500円。その店しかいかない。行く必要がない。セットなんてしたこともないイカれた私にとって、この店で充分。手際の良いカット技術。
散髪の終盤、若手から中堅の理容師さんにチェンジ、仕上げは若手の方。
 さっぱりして、店をあとにした。その後、駅前のスーパーで夕食を購入。
朝食を兼ねた昼食は、昨日の酒盛りの残りである宮崎地鶏の炭火焼。なので夕食はマグロの切り落としと、北海道産のホタテの刺身。中国に日本の海鮮品が禁輸されて以来、気になっていた、北海道産。応援の意味をこめて、宮城県産より優先して買うことにした。
 そして、今に至る。昨日、6本購入したうち3本しか呑まなかった。なわけで、残り3本を今しがた、宮崎地鶏の炭火焼をアテに呑みほした。ここで疑問が湧いた。グラスで呑むより、缶のまま直接呑んだ方が、量が呑める。
ぐびぐびイってしまう。倍のスピードでイってしまう。何故だろう。
 それはそれとして、本稿「午前中から酒を呑んで」は何のために書かれたか。酒に酔った状態何がおこるかを、書くためだ。そのため、勢いでいくらか書いた分を消してしまった。酔った状態では、こういったトラブルは付き物だ。尿意に襲われ、小用を済ませ、ラルフローレンのBLAKEシャツ(黒)とCASEY CASEYのジャケットでファッションショーを開催。これも、酒酔いがなせる技。とはいえ、酔いのピークも過ぎて、頭がぼんやりして酔いを纏っている感覚にある。こんな時間に書くことはほとんどないので、新鮮な気分だが、本稿の行きつく先は今だ知れず。
 思い付きの数珠つなぎも、そろそろ限界が来ようとしている。趣旨について考えてみよう。「午前中から酒を呑んで」結果から言うと、酔いのピークにあるときは、怖いもの知らずで筆が滑る。醒めだしたころから、ふと不安になりだす。酒は恐ろしい。理性のストッパーを緩ませ、時には外してしまう。突拍子もない行動や思考を看過し、結果にたいする責任感を鈍らせてしまう。着地点も見えぬまま、再び尿意を感じ、ビールの利尿作用を思い知る。さて、この何の価値もない文章も終わりしなくてはいけない。
 終わらせた方がわからないので、好きな漫画家を叫ぶ。
「斎藤潤一郎!!!!!」
 


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