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読んだメモ おいしいごはんが食べられますように 高瀬隼子

★★★★☆
社会人経験者なら誰しもわかる、あの職場の雰囲気。胸のあたりがザワザワする。1日の長ーい時間を共有し、絶妙な距離感で気を遣いあう。それが大事だけど。ごくごく普通の手作りオヤツを美味しいです〜って食べた経験あり、一般的な反応で正解。たいして上手くない歌を聴かせられた事もある、なんとなく皆で面白ろがって「すごーい」と盛り上げた。
多分この本を読んだ女性の殆どが芦川さんを嫌いで押尾さんの味方。
そして二谷や押尾さんと同じ気持ちの人がもう1人いる。面白い。
いろんな感情が湧き上がる一冊。
私の希望は最後のシーンで二谷には芦川さんが用意したホールのケーキを皆の前でグシャッて潰して欲しかったな。

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