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春は毒出しの季節

Instagramのストーリーでマインドに関するライフハックを気まぐれに呟いていたりします。
スタンプ押してリアクション貰えたり、DMを頂けたりする中で私が逆に元気を貰っています。
いつもありがとうございます。

誰かの気持ちがちょっと楽になったり、誰かが前を向くきっかけになれた時に、喜びを感じるのです。


春は毒出しの季節です。

毒といえば薬。表裏一体の世界ですね。
用法容量で、毒にも薬にもなります。

人間関係でも、薬と思って築き始めた関係がいつの間にか副作用が大きくなって減薬・断薬(お別れ・解毒)せざるをえない事ってあるよな…と儚い春にぼんやりと思いました。
生身の人間だから、どんな作用が起こるかなんて過ごしてみないと分からないんです。
これは恋愛でも友情でも仕事でも、全ての人間関係において当て嵌まる事。
思うように実らなかった関係は、毒出しの季節に清算したいものです。


余談ですが、別れを乗り越えるのはなぜこんなにも痛いのか?の問いに対する宇多田ヒカルさんの回答が
「もともと心の中に痛みはあって、その人の存在が痛み止めになっていただけ。」
は、私のお気に入りのエピソードのひとつです。

人は誰しも何かしら痛みを抱えていて、たとえ相手に依存しないようにしていても頼ってしまう…
そんな支えを失ってしまうことに対する痛み。

宇多田ヒカルさんの紡ぐ言葉に、私の琴線が触れた瞬間でした。

出会いと別れの春。
冬の間に溜まった苦々しい気持ちも、涙に明け暮れる記憶も、毒出しのタイミングなのです。
皆、今までも苦しかったし、この先もまた苦しむ時期があるのは生きている限り避けられない。
それでも、自力で解毒して進むしかないんです。

現代を生きる女性たちは毎日微量の毒を
会社で、SNSで、恋愛で、家庭で、様々な場所で摂取しています。
毒は避けられないから、心の解毒力を高めるのが生きていく上で必要な戦略。
この春沢山解毒して、生き抜きましょう。

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