見出し画像

オンラインだけでもできる

おかあさんと二人で、オンラインで激しい脱ステ脱保湿を見事に乗り越えた19歳の大学生の女のこがいます

彼女は一度来院しただけでした

すぐに脱ステ脱保湿始めた彼女は
ずっと保湿し続けていた毎日から
完全に保湿を止めたことで
本当に激しいリバウンドが彼女を襲いました

彼女はあまりにも激しいリバウンドのために
家から出られなくなってしまいました

おしりの付け根当たりのものすごい浸出液が出て
歩くことも大変になり、
うつぶせ寝の状態でご飯を食べたりしていた時期もありました

これはすべて、ラインによる報告によるものです
その都度、できるだけのことをお伝えしながら
連絡を取り合いました

最初は本当に大丈夫かと思いましたが
おかあさんといっしょに
ご自分で乗り越えると決めた決意は
決して揺るがなかったのです

途中でくじけそうにもなり
おかあさんからも何度か
苦しい胸の内をお話されていました

それでも最終的に
脱保湿のリバウンドを乗り越え
本当にきれいになったのです

1度だけ来院され
あとはずっとご自分でひたすら
何も塗らない
風呂に入らない
生活を過ごされました

運動はほぼできない状態でしたが
それでも
何とか動かせるところを動かす
できることをできるだけする
ということを徹底されただけでした

食べ物はお母さんが全力で応援されました

実はお母さまが
ステロイドは絶対に塗らないけれど
良かれと思い
保湿剤をたっぷりと十何年
塗り続けることをすすめられていました
実際保湿は勧めることが多いので、その情報からの
実践でした

おかあさんはあまりにもかゆがっている娘さんをみて
これではいけないのかもしれないと
当院に来院されました

今まで良かれと思って
非常に高額な保湿剤を使っていたようでしたが
話を聞いて
自分のしていたことを完全に捨て

脱ステ脱保湿を娘さんとやり遂げられました

ほぼオンラインによる脱ステ脱保湿は
決してどなたにもお勧めは致しません
それは時には危険を伴うこともあるからです

やはり専門のドクターにかかって
アドバイスをもらいつつ
脱ステ脱保湿することをあくまでもお勧めします

しかしながら、最終的には
あきらめない強い気持ちがあることが
とても大事で
それがあれば、遠く離れていても
乗り越えることが可能だという
私の経験も交えて
お知らせしました

来年以降も
淡々と毎日コツコツ
脱ステ脱保湿を実践される患者さんに向けて
伝えていきたいと思います


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?