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世界は自分を反映している

伊勢の森へいきました

五十鈴川が流れていました

とても好きな場所です


ここにある木々はどれも

とてもつもなく大きく、高く

見上げてもてっぺんは見えません


風がそよそよと気持ちが良く

本当に体が喜ぶ場所でした


私は外に広がる大自然は

小宇宙といわれる体を反映していると

感じました


とても心が鎮まるのは

身体と同調しているからにほかなりません


大きな木々の葉が太陽の光の中でうごめき、きらきらする様は

血液中の白血球が動く様子とそっくりです


川の流れは血管の中の血液の流れのようだし

せせらぎの音は命の音に似ているのかもしれません


木々の樹皮は体を覆っている皮膚であり

とても大事なもの

ぼこぼこしているもの、つるつるのものすべて木々の個性であり

いずれはがれるのは、アトピーの人の肌と同じです


外に見える世界は

自分の心の反映といいます


何のイベントもなくとも

大きな出来事がなくとも


当たり前にあるこの自然や

自分の身体の営みが

まぎれもなく

奇跡の連続で

生かされていると思えたら

とても深く静かな喜びがあると

おもいました


そんなことを想いながらの

伊勢の森でした

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