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アトピーの人はヒスタミンが多い

「アトピーの方はヒスタミンが多い」
という本を読みました

副腎疲労で多くの著書を書いておられる
本間良子先生の本です

「アトピーが消えるたった一つの方法
かゆみ物質【ヒスタミン】は腸からコントロールできる」

その中に
アトピー性皮膚炎の人は
ヒスタミンが多い

ヒスタミンとは、アレルギー反応を引き起こす原因物質です
マスト細胞という白血球の仲間から出されます
ヒスタミンと聞くと「抗ヒスタミン薬」という言葉
アトピーの人は一度は処方されたことがあるのではないでしょうか?

ヒスタミンはかゆみを引き起こす物質と思われていますが
実はそれだけではないのです

本来は外的である細菌やウイルスなどを素早く体から排除する
役割があります
外敵から体を守ってくれているわけです

例えば、花粉症なら、ヒスタミンの働きで鼻水やくしゃみが出る
異物(花粉】を排出するためにヒスタミンが出る

ただ、出過ぎると困る、生活に支障があるので
「抗ヒスタミン」が出るのです
アレルギーの症状が出ている人は
「ヒスタミン」が多いということです
過剰に放出されている、ということになります
そのヒスタミンの受容体が皮膚だけではなく気道や、
全身の粘膜に多く存在し、最前線で体を守ってくれています。
私たちの身体を守ってくれている
ヒスタミンが過剰に放出されると様々な深い症状が出てきます

胃でヒスタミンが過剰に放出→胃酸が出過ぎて胃痛・吐き気
心臓で矢→動機
皮膚→かゆみ・発疹・
腸→食物アレルギー・過敏性大腸炎
脳→頭痛・めまい・イライラ・不安・不眠

が起こります

胃薬で「H2ブロッカー」という言葉を聞いたことないですか?

それは胃にあるヒスタミン受容体で、
ヒスタミンを受け止めて胃酸を出すのをブロックするのが
「H2ブロッカー」です

ヒスタミンがてきどにでれば
胃は食欲旺盛になり
脳は頭がすっきりクリアになり
心臓が良くなることで運動能力があがる
ということになります

適度ならいいけれど
過剰なヒスタミンが炎症につながるとなると
ヒスタミンを出すマスト細胞を刺激しないようにすることが
根本的な解決につながります

今の時代は
マスト細胞を刺激し
ヒスタミンを出す機会が多すぎるといえます

ヒスタミンを出さないような生活とは
どのようなものか
について
次回お話します

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