無理ができるひと
色んな患者さんと接していて
とてもきっちりとしている人がいます
生真面目で何でも一所懸命で
とことん自分を追い込んで生きている
頑張ればできる、無理ができる
という人
そういった方はいろんな症状を抱えていることがあります
時には、がんになり、抗ガン治療で克服されています
沈静化しているとも言えますが
それ以外でも様々な病気を抱えながら
猪突猛進している人
アトピーもなかなか良くなりにくいです
色んな薬をのんでいます
それでもあまり気が付かない
どうして自分がこんなに色んな症状を抱えているのか
という事に
ガンやそれ以外の色んな病気は
気づきのメッセージです
乗り越えた、ということは何を意味するのか、と思います
抗がん剤で乗り越えたといえるのでしょうか
あくまでも、一時的に抑え込んでいるだけです
アトピーの症状と同じで
体からのメッセージにすぎません
ちょっと無理してるよ
っていうメッセージです
乗り越えた(と思っている)ことで
むしろ益々自分は強い、丈夫なんだと
妙な自信を持ってしまっていることはありませんか
本来体は自分で良くなる力が備わっています
自然に沿った生き方をしていれば
体は自分で改善していくのです
病気や症状は
それを教えてくれていると思うのです
そもそもの本来の人間らしいあり方を
思い出すためのメッセージ
決してそれを打ち負かしたとか
やっつけられた
っていうことではありません
規則正しい生活という
所に意識を向けるという事や
体に対する感謝の念を抱くことが
大切ではないでしょうか
食事睡眠運動
人とのコミュニケーションも含めた
人なら誰しも一番ありのままの自分でいられる状態です
子どもの頃
好きだったこと
好きだったもの
好きだった場所
を思い出し
そこでどんな気持だったのかを思い出すと
自分がどういう状態が一番好きかを
おもいだせるかもしれませn
自分が良い状態かどうかわからない
自分が何が好きかどうかわからない
そんな人は
自分と繋がっていないので
何をしても面白くなかったり
空しかったりします
自分が楽しいこと
嬉しいこと
を知っていると
そこに行けば心が喜ぶので
体も和らいで
良い状態になります
そういえば
あの歌好きだったな
あの場所良かったな
あの人、好きだったな
なんでかな?はいいんです
自分が好きだったことをおもいだすと
それだけで身体はその時は休まります
神経の緊張がゆるみます
体の不調は
自分で改善できないくらいの
良くないものを取り入れたり
良くない状態に身を置く
事で生じます
無意識で生活していると
自分が何が好きで何が嫌いか
わからなくなってしまいます
交感神経緊張状態が続いてしまっている人
なかなか良くならずに
そのままそんな状態を放置して
それでも自分に鞭打って頑張っている人は
立ち止まって
自分の身体をみてください
頭ではなくて
体の反応をみてほしいのです
がむしゃらに動いているけれど
体は疲弊していないですか?
頭ばっかり使ってないですか
もしかして自分は頭をずっと使い続けていることが
最優先じゃないですか
睡眠時間を削ってでも
仕事をすることを優先していないですか
身体を大事にしてください
だってあなたの活動は体が元気にあってこその
お仕事ですから
仕事と体なら
体の方が大事です
無理が効くときはあまりありません
参考にしてもらえたら、と思います
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