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一人で苦しんでいるあなたへ

アトピーで苦しい
痒くて眠れない
このまま死にたいと思う

そんな苦しい日々を過ごしているあなたへ

私の鍼灸院にも
そんな人がたくさん来ます

そして、どの様に乗り越えればいいでしょうか?
って聞かれます

方法は尽くした
やれること全部やった
それでも思うように良くならない

どうしたらこの苦しい気持ちから逃れられ
前向きになれるのか?
なぜ私にこのような苦しみがやってくるのか?
また、なぜうちの子供にこんな苦しみや不安がやってくるのか?
と思う親御さんもたくさんおられます

それは本当につらいことです

乗り越える一つの考え方としての考え方として

私は
苦しみやかなしみ 
不安は

あなた一人のものではないという事
そして
あなたのその苦しみや悲しみは
必ず誰かの役に立つという事
必ず誰かの良きことにつながり
幸せにつながっているという事

を伝えたいです

それはなぜかというと
私の経験からお話しします

私の母が最近少し痴呆症がでてきました
そして
お金が無くなった
誰か取った
お前がとったんやろう
と私を完全に疑いのまなざしで見ていた時期がありました

私はそんなことは無いというのですが
完全に疑っていて、おまけに家族をも疑っているのでした
私はそんな母がとても嫌で、言い争いになることもしばしばでした

でも、そんなことをしていても不毛だとわかっていました

母には、安心感をあたえれるように言葉かけをするしかないし
接し方ももっと優しくした方がいいことは、良くよくわかっていました
でも、感情的になってしまい、どうしても
そんな風にできない、と、激しい葛藤に悩まされていました

そんな時、思い切って家族に相談したのです

そうしたら、子供たちが想像以上にきちんと相談にのってくれて
お母さんが無理なのは仕方がない
だから、代わりに私たちがもっと優しく接するようにするよ
もっと声かけとかするよ
って言ってくれたんです
とても頼もしく、私一人で悩みを抱えなくてもいいんだという安心感で包まれて、子供たちの成長をとても嬉しく思ったのです。

そして、それ以降、少し母の症状について
柔軟に対応できるようになったのです

これはまさしく、母の症状が私にくれた恩恵と言えるのです

母の痴呆状態がなければ、家族とそんな会話をしなかったでしょうし
私が一人ではなくてみんないてくれるんだという安心感や信頼感を感じることは無かったでしょう
あったとしても、もっと遅かったと思います

母の痴呆症状のおかげで
娘や息子たちの優しさに触れることができ
逆に子供たちは私だけでなく母に対して
優しさを表現することができる機会を得ることができた
と言えます
母は優しい孫に恵まれたことを嬉しく思うに違いありません

誰しもが、病の苦しみを味わう日が来るのです必ず
遅かれ早かれきます
そんな時、あなた一人で苦しんで、私一人の苦しみだと思うかもしれません

でも、苦しみあなたを見て
一緒に苦しいね、悲しいね、って言ってくれる
だれかも、同じような気持ちになってくれていて
そして
何かしてあげたい、何とかしてあげたい
って
必ず思ってくれています

それは
その人の優しさの表現ができている
人にやさしくできるって
その人にとって幸せな事なんです

そしてそれは必ず続いていくのです

あなたの苦しみは必ず誰かの役に立ち
幸せに貢献できるのです
もしあなたが
その幸せに気づいたら
もっと
周りの人への幸せが増えるのです

だから、

私、苦しいよって言ってください
応援してくれる人が必ずいます

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