三色だんごさんとホモ・ネーモさんの対談!感想!


 今回も面白かったですね。
 今回は三色だんごさんとの対談です。
 私も、オンライン飲み会で少しお話しましたが、その時には語りきれない部分が絶対あるだろうなと思ってたので良かったです。
 ある程度人数のいる呑み会になると、どうしても一人ひとりの掘り下げは出来ないですし、みんな遠慮して他の人に譲ろうとしてしまうので。私はそれでもお喋り野郎なのですが。

 エッセンシャルワーカーからの批判部分は的をいてると思いました。
 介護とかでクソジジイのうんこ片付ける仕事、貢献したいよ!って気持ちでやれるか?っていう。
 いや、無理だよね~という。
 それはその通りで、それをやるためには、その人に対する労りとか大きくいうと愛みたいなものが必要で、文句ばっかり言ってきてセクハラしてくるクソジジイのクソの世話なんて金もらってなきゃやるわけねえだろ!です。
 なので、これを維持するためには、クソジジイは「クソ」な態度を改めなくてはいけないのです。
 そういう意味でも、この活動には意味があると思ってます。
 私は、クソジジイのクソ片付けも嫌なんですが、クソジジイの「こいつは弱いから、逆らえないから何してもいい」という態度が嫌なんです。
 そして、それを黙って受けながら給料をもらうために我慢しなぎゃいけない構造が嫌いです。

 なので、その辺りが見直されて、クソジジイはケア労働する人間に対して、敬意を持って接してほしいんです。
 別に文句言ってくる面倒くさいジジイは嫌いじゃないですよ。主張強い人間は好きです。それに文句言い返せないのが嫌なんですよ。
 なので、「サッサとしろ!うすのろ!」と怒鳴られたら、「うるせい!忙しいんだよちょっと待ってろ!あと人にやってもらってんだから言い方た考えろや!あと大声出すと血管切れるぞ!」と言えればいいんです。
 文句言いながらクソの世話をしてやってもいいなら別にいいんですよ。
 その人とはそういうコミュニュケーションだし、そういう風にしか言えない人もいるんで。
 昔のジジババは大体語気が強いですし。
 でも、今は難しいでしょう?。
 ジジイにこんな口聞いたら解雇されます。老人虐待です。
 私は自分のジジイに、まあまあ色々言うのですが、ジジイも色々言ってくるのでいいと思ってます。
 そういう関係であれば、他人のジジイの世話をするのも別に嫌じゃない。
 関係性の問題だと思うんですよね。

 個人的には、隣のジジイがヨボヨボしてたら助けるし、知らないババアと道端で話をするのが好きなので、彼ら彼女らがもっとヨボヨボになった時に、少し手助けするくらいはいいんですよ。
 でも、私がそう思うのは、今は無職で自由だからです。
 働いていた頃は、あらゆるサービスが金と交換可能という価値観に染まっていたので、金銭のやり取り無しに何故ケア労働をしなければななら無いのか?こんなにつかれた私が?と思ってました。
 これは多くの人が持っていると思います。
 でも、それって辛い。
 全部を金に交換できる価値観は、あらゆる価値を相対化することが出来るけど、その価値基準は果たして正解ですか?
 物差し曲がってんのに何も測れないんですよ。

 やっぱ、労働なき世界、実現してほしいなあ。
 あと私ともまた話してくださいネーモさん!
 個人に送るべきだな!


 

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