つくるとかつくらないとか


友人と話をしたよ。
なんていうか、友人の努力してきた結果が形になっていて凄い。
ちゃんと考えて、冷静に、一つのことをやれることが凄い。
友人は、私からみるとかなり慎重なのだが、そこがいいのだ。
私は、病的な衝動性があるので、一時的に一つのことを集中は出来るのだが、コツコツと一つをやるということが得意ではない。
その時はのめり込んでいても、その熱がどっかに置去りにされる。
というか、嫌いになるわけでもないし、またやりたくなることはあるのだが、とても波があるのだ。

一人でやれる、作業系なら割と何でも好きだと思う。
さっと思い出せるだけでも、レザークラフトで、革の染色とか、小物作りをしたり、アロマキャンドルをつくったり、羊毛フェルトをちくちくしたり、ぬいの服や小物をつくったり、紙物系のクラフト、編み物や、刺繍、油彩画、日本画、水墨画、鉛筆画、デジタル絵とか描く系であったり、ネイルアートであったりとか、何かと色々やりたがる。
ほぼ家でやることばっかりなので、基本引きこもりだ。
私の中では違うけれども、周りの人間からみると、単になんかずっと一人で篭って工作している人なので、全部一緒といえば一緒なのかも。
一つが極まるというより、ある程度やったら飽きるというか、気付いたら別のことをしている。
引きこもってやることを次々にやって、ある程度やったら飽きてまた次に行って、をくるくる繰り返している。
外に出る系だと、衝動的に運動したほうがいいと思い立ち、ジムに通って、パーソナルトレーニングをしたこともある。
しかし、計画的に動くのがそもそも出来ないので、だんだん億劫になってやめたのだが。
後、他人がいっぱいいる空間も苦手だった。
今はお散歩がマイブームだ。
人間を避けながら大体決まった道をくるくるしている。
時間はいつも適当だ。
頭の中が、散らかったときに外に出て散歩したり走ったりすると緩和されることに気付いてからは、億劫でもやるようにしている。

多動性を自覚する感じだ。
しかし、書きながら思ったが、他人から見ると、地続きというか、同じことをしてるように見えるのでは無いか?
そもそも、みんな飽きっぽいしもっと続かないものなのかも知れない。
私は、なんか全部違うことしてるわ!といいつつ、描き続けている。
それを、友人にも言われた。
それはそうだなと思う。
なんかブレブレだ!と思ってるのは私だけで、案外周りの人間の大多数はいつも同じことしてるな~飽きないのかな~と思っているのかもしれない。

私が発達障害だと分かったときに、知り合いから、貴方の絵をみてるとそういう部分がないとそんなに描けない気がするわと云うような事を言われたのを思い出した。
過集中が出てるのだろう。
発達障害を天才病というイメージで受け止めるのが一時期流行ったが、天才じゃない障害者はどうすりゃいいんだ??どう考えても劣勢なんだけど?という感じになるので、なんだかな~だが、やはり病的な部分が、好みとかやる事にも反映されているだろうな。
インターネットの海にいると忘れるが、世の中の大半の人間は、なにかつくってないと狂う!みたいなマインドでは生きてない。
物凄い才能があるとかではなくて、単純に脳みそが狂うのだ。
多分、多動性とか衝動性をそういう所に発散しないと、溜まっていって頭の中がぐちゃぐちゃになるのだ。
ネットで探せば結構いるので忘れるが、それは滅茶苦茶マイノリティーなのだ。
忘れてた。




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