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エッセイ部門のとある記事の感想
こんにちは。
今日は極ボッチという私の友人の合格体験記についての感想記事を書く。
「合格体験記にいじわる書く」と題された同記事は、内容としては題名の通り。極ボッチが自身の学生生活を踏まえながら、学校配布のテンプレートに従い合格体験を書き連ねるというものである。
なんの変哲もない、数ある受験関係の記事の一つ。
ただ、この記事の特徴を一つ挙げるとするなら
このとき彼はまだ合格していないということだ。
琉球大学を合格する予定、と彼は記事内で記しているが、確かこの記事を執筆していた時期、彼は私立受験を舐めてかかり手抜きで受験したために「まあ行けるんじゃねぇの?」くらいに思っていた特進コース的なところに落ちて、普通なら「マジで危機感持ったほうがいい」という場面なのだが。
彼は合格してもいない大学の合格体験記を執筆している。
大学受験を舐めているとしか思えない。
内容を見ていただければ分かるが、後輩に「勉強しろ」という言いつつ自分は勉強なんて微塵もしていない。
しかも後輩に勧める本として「我が闘争」を勧めている。
ナチズム・あるいは反ナチズム思想の押しつけのためではなく、単純に面白かったという文学的観点で勧めている。
もっと他にあっただろうに。
得意教科も苦手教科も勉強していない。
それどころか受験期にカラオケに通い詰めるなんて以ての外である。
内容を見ていくと、クラス内の不和や軋轢に依って、彼が濡れ衣を着せられたりいじめられたりしたこともあったようだが、それが原因で彼はこんな受験に対して軽率な態度をとるようになってしまったのだろうか、、、。
事実、彼は文章の最後をいじめてきた相手へのヘイトで締めくくっている。
最後に。
何より恐ろしいのは、これだけ舐め腐った受験期を過ごしていた彼だが、この記事で記した予定通り、琉球大学に合格してしまっていることだろう。
大学に惜しくも入れなかった人の中には、受験期にカラオケに通い詰めたりせず、ヒトラーの著書をエンタメ的視点で読むこともせず、ひたすらに勉強をしていたものもいるかも知れない。
それを思うとなんとも心が痛い。
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