2022年春学割プランで、1泊2日スペイン村に行った記録(1日目)
まずは志摩スペイン村の魅力について布教せねばなるまい。(読み飛ばしたい人は目次で見たい項目に飛んでください)
志摩スペイン村の魅力
スペイン村パルケエスパーニャの魅力はンゴ様に語らせた方が早い。
要約すると、
・人が居ない→写真映えスポットで写真が撮りやすい
・人が居ない→アトラクションの待ち時間が短くて済む
・人が居ない→毎日開催されるパレードを移動しながら見れる
・キャラクターが成人済みと思われる独特さ
・パレードの曲がめっちゃスペイン
・安い→朝食付2DAYパスポート付1泊で1万4000円くらい
少々補足させていただくなら、
・景色が良い→スペインに実際あるものを再現している
・異文化がある→フラメンコパフォーマンスが見れるテーマパーク助かる
・博物館が結構ガチ→スペインの歴史とその展示物(特に世界に3つしかないアルタミラ洞窟の壁画レプリカがある)
・ショップが良い→輸入雑貨や輸入陶器、スペインの伝統菓子ポルボロン等
もっと詳しく書きたいですが、まあこんなもので済ましてやる。
春休み学割の簡単な詳細
注意:春休みの学割プランは3/31まで!(書くのが遅れました!申し訳ソーリー)
このプランを使わない方でもスペイン村に行くときの参考にしていただければ幸いです。
・2人1部屋
・夕食(和食/スペイン料理/特定日には和洋ビュッフェ)と朝食(和洋ビュッフェ)付
・ひまわりの湯(ホテル併設の温泉)入り放題
・2DAYパスポート付
で、なんと1万6500円(入湯税別途150円)でした。土日だとかになるともうちょっとお値段高くなるみたいです。(今見たらもう予約ほぼ埋まってるみたいですね…)
志摩スペイン村へ
鵜方駅まで朝から電車に揺られてコトコト。筆者は近江国の者でありますので、草津線乗って行ってみたいという気持ちと、同行者の友人の鉄オタの声により、むっちゃ時間かけていきました。
鵜方駅からはバス(片道390円/ICOKA等のICカード利用可能)で13分くらいでスペイン村につきます。ホテル宿泊の方はスペイン村に着いた後も居残って、ホテルに行くまで待ってください。(一応乗車前に運転手さんに宿泊のの旨を伝えておいた方がいいと思います。)
ホテルに着いたら友人を放牧(写真撮ってた)してチェックイン!!諸説明を聞いて、荷物をコインロッカー(宿泊利用者は無料利用可能)にいれて、いざやスペイン村へ。
ホテルから入る時はピレネーのあるフィエスタ広場に出ます。最も近いところにスモールバーがあるので、そこでチュロスを食べました。(この時点で11時くらい)
チュロス……2本入ってるんですよ。何故?「チュロス」は複数形だから……だと思います。1本より満足感がありますね。2本あるので友人と1本ずつ交換して2つの味を楽しみました。シナモンもチョコ味もどっちも美味しかったです。チュロスの食レポは無くてもわかるでしょう。小麦粉を練ったものを油で揚げて粉砂糖にまぶしているやつなんてマズイはずがない。
この日はド平日でしたので人ほん~~~っとうにいない。いやいない事はないんですけど、写真撮りやす~い。写真を撮りつつ、まずは一周パーク内を歩きました。
ハビエル博物館、フェリスクルーズ、ドンキホーテ冒険の旅に行き、そのまま、サンタクルス通りで写真をまたパッシャと撮り…なんてしていると14時半ころになり、その小腹も空いたところで軽食をば!
15時前、エルパティオにて軽食。ソレントピザとポテトのセットを頼みました。
友人と半分こにしました。この形のピザ初めて。おいしかった。食感がかわるのが最高。生地が少し固めだからくびれている部分はカリッカリ。そしてくびれていない部分にはチーズとトマトがぎゅっ詰まっているんですが、モッツアレラなんでしょうね、濃厚なのにあっさりして……もぅ、うめえ。バジルソースがついていまして、少しつけて食べてみるとまた味の変化が楽しめる。バジルの軽やかさがまたいいんですよね。
ソレントといえば「帰れソレントへ」を思い出しますね。オレンジの香り~ってね。
フライドポテトはハインツのスーパークリスピーっていう冷凍のやつに似てる(もしかしたら同じかも)。塩味が効いていて、カリッカリ。これも美味しい。結構お腹が張った。
今思うとこれどっちとも冷凍なのかな~とか思っちゃいますけど、「そこで食べるから」のおいしさがありますよね~!
成人しているのでサングリアも飲みました。何気にワイン初飲み。果物の甘味、さっぱりして美味しい。
軽食後のフラメンコ鑑賞
15時20分からフラメンコパフォーマンスがエルパティオの横のカルメンホールにて始まりました。(実際の時間は確認してくださいね)
某感染症対策のため、間を空けて等間隔に椅子が並べられていました。観客は老若男女。と言う感じ。
少し暗くなりまして、舞台袖よりフラメンコダンサーが現れてパフォーマンスが始まる。筆者は、今までフラメンコを見たことがなかった。フラメンコのドレスって、大人なフリル感を持った(この表現が正しいかわからないが)「女性的」なイメージで、ダンスもきっと「女性的」なのだろうと思っていた。
むっちゃかっこいい。
男性ダンサー二人にも負けず劣らずの激しさ、女性的な美しさはちゃんっとあるんですよ?あるんですけど、タップもかっこいいし、体を大きく使う振付が多い。
ドレスの形状的に、自分で裾を上げない限りは生足が見えないドレス。その裾を持ち踊る姿がかっこよかったし美しかったです……なんか変態的な文章になってない?大丈夫か?
美しさに目が釘付けになり、カスタネットどうやってあんなに連打できるんだ。とか思いながらも、カーテンコールが始まってしまった。三人各々違う形でお辞儀をしてくれました。拍手喝采。あと男性ダンサーの一人が投げキッスをしてきたのでその時の筆者は「ヒョ……♡」となりつつも退場いたしました。
いや、まだフラメンコ欲しい
ということで、カンブロン劇場で2021年まではしていたらしいフラメンコショー「クラシコス」がすぐに上映されるので急いで着席。
ダンサーの人数がむっちゃ多くて、ん~豪華!かっこい~!演出の手が加わったことで注目すべきところとかが分かりやすいのとかが良いよね~とか
思って楽しんでいたんですよ。暗い部屋、柔らかい座席、そして筆者たちは早起きをして、何時間も電車に乗り、パーク内を歩き回っていた。
言いたいことは分かりますね。
途中で寝ちゃいました。本当申し訳なさでいっぱい。でもすっごいきもちよかったです。
アトラクション克服したよ
筆者、激しめのジェットコースター無理苦手。急流すべりは好き。スプラッシュモンセラー3回くらい乗って、その横のグランモンセラーに挑戦。思っていたよりも楽しかったんですよね。2回のりました。
5時も過ぎると(18時閉園)待ち時間5分もないんじゃないかってくらいで乗れました。
苦手だったのは多分「楽しむ」余裕がなく、「恐怖」に支配されていながら親に連れていかれてジェットコースターに乗せられる。まあそういう状態だったら楽しくないわな。あと、長い待ち時間により恐怖心がまた増長していくのもあったのでしょうね。
ホテルに帰った
ホテルに帰ったら部屋を物色して撮影して、備え付けのタオルをもって温泉へ!夕食前と後に入りました。
ひまわりの湯!
大きさは、一般的な温泉ですかね?ホテルの併設と思えば大き目なのでしょうか。ジェットバスやサウナ、普通の湯舟と露天風呂。pH8.6のアルカリ性のぬるんぬるんの湯。
効能
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進 等
一日中歩き回った脚の筋肉痛が来る前に癒せます。いやぁ気持ちいい。シャンプーや化粧水もKOSÉのものらしく、ふふん髪つや肌もちもち。
蛇足:温泉の受付直前で温泉の券を忘れたことに気づいて部屋に戻るとかいうトラブルはありましたけどもね……
夕食の感想
メニューは、ピンチョス盛り合わせ、野菜のクリームスープ、ロース肉のグリル、海の幸のパエリア、デザート、パンと、食後にコーヒー(もしくは紅茶)でした。
ピンチョス盛り合わせ
中央のピンチョスは上からトマト、タコ、ジャガイモでした。それぞれの食感の違いをかみしめる……うめえ。左は生ハム。生ハムがマズイことなんてないんですよ。はい美味しい。右にあるものはカルパス(正式名称がわからない)とカリカリとしたビスケット?です。食感の違いとカルパスの塩味を中和してくれるビスケット。助かる。
奥は一口サイズのスパニッシュオムレツ。ジャガイモと卵だけの優しいお味が至高。手前はなんかのハム。うめえ。加工肉が計三種類あるプレートなのに全て系統が違ってみんないい。
次にパン、野菜のクリームスープが来ました。
中央がぷくりと持ち上がった独特な形のパン。何かでみたことがある……思い出せない。まあええわ。んで、まあ、上のちょぼをひっこ抜きたなるに決まってるやろ。とテーブルマナーとかさっきまで気にしてたのに引っこ抜き、そしてできた穴にバターを入れて溶かそうとしました(これはほぼ溶けんかった)パンは柔らかく、焼き立てのような中から感じる温かさがあり、バターとかなくてもむっちゃ美味しく食べられました。心まで柔らかくなるような優しい歯ごたえ……
野菜のクリームスープも優しい…お味。何が入ってる味だったかって?分からない…でもその温かさで体からほわほわになることは間違いない。
ロース肉のグリル。写真撮り忘れました。一生の不覚。
肉。赤ワインが合いますよと言われた。後でまた温泉入るので泣く泣く諦めました。酔った状態で風呂入るほど恐ろしいものはないですよね。
赤ワイン飲みたかった。
肉はレアで焼き上げられており、グリル焼き故か、香ばしさがあった。ソースは甘酸っぱいソースで最近外食でいいもの食べてるわけでもない筆者の舌はびっくりしました。こんなにあっさり、お肉が食べられるのか…と。赤ワインとリンゴ…のソースなんですかね?筆者分からない。赤身肉のレアさが「肉を食べている」という実感を強く持たせてくれて、そんなに大きくはないサイズながら十分な満足感を得られました。そう、ちょっとここで満足しちゃいました。
そして「スペインといえば」な海の幸のパエリアの登場!
筆者実のところ海鮮があまり得意ではないのですが、推し概念を摂取したいという一心で食べます。
うっまい……海鮮の味は好きなんですよ。海鮮の、肉や野菜でできたコンソメとかとはまた違ううまみがぎゅっとお米に閉じ込められていて、レモンを絞ると酸味と清涼感が口を駆けます。
「スペインやわ……!」
いや、スペイン行ったことないんですけども。
エビ。幼いころに吐いてしまったトラウマ……足がダンゴムシもかくやというような生え方してる。グロテスクで苦手。
背ワタが処理されてなくてミュ・・・・と思いもちょこちょ取ろうかとしたんですが、途中で面倒になってパクと食べました。食べてみると普通なもんですね。あさりは好きです。また時期にになれば丸亀のあさりうどん食べに行きます。ムール貝?は黒いとこ……が臭いのと食感が苦手なとこ以外別に嫌というわけでもなく……て感じでした。エビ克服に体力を使ったので食べられないことはない、ホタテ?は友人に食べてもらいました。えへ
デザート
ムースに桜のジュレ、そして洋ナシのアイス。ムースは、美味しいんですけど、好みの問題で杏仁みたいな薬っぽい香りが苦手でした。杏仁豆腐行ける人は美味しくむしゃむしゃしていただけると思います!んで洋ナシのアイスは嫌いな人はごく少数でしょう。美味しい。さわやか。うまい。です。ベリーのソースの酸味が心地よい。あとホイップされた生クリームとキウイといちご。先に甘いの食べちゃったせいで君たちを甘いと感じられなくて申し訳ない。
コーヒーに砂糖2本(1本は友人の分を使わないというのでもらった)ぶちこんでジャリッジャリのままのみました。この、ジャリッジャリがたまらん。少々苦くても酸味が強くても打ち消せる甘味ぱわ~(この時点で21時くらいなのを忘れていた。カフェインで案の定、安眠できませんでした)
5000字くらいで終わっておきましょう。ではまた!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?