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虫に愛されすぎ⁈

今年4月に17年住み慣れていた家から駅近の団地に引っ越した。17年も経つと家も至る所が悲鳴をあげていたが、補修する余裕もないまま過ごしていた。
3人の子供達がそこで成長し、楽しいことも悲しいことも時には色んな思いをぶつけた場所でもある。壁にその証も残している。

どちらかというと辛い思い出ばかりが思い起こされるが、楽しかったことも多かったと思う。まあ、そう思いたい。

そんな思い出の多い家を後にして、駅に近い団地に引っ越して早半年が過ぎた。一軒家では、隣近所の家々と密着していたので一階は陽当たりがあまり良くなかった。そして、隣近所が全て愛煙家であったので、タバコを吸わない我が家は、窓を開けることができないことも結構よくあった。1番の被害はトイレだった。
愛煙家の方には理解できないと思うが、タバコの匂いは結構キツイ!体調にも影響がある。

隣の家が育てた木が思いの外、大きく成長し過ぎ我が家の駐車場に大きく伸びてしまったこともあった。車に傷がつくだけではなく、その木に野鳥が巣を作り子育てをしてしまったこともある。車にびっしりと鳥の糞が降り注いだこともあった。なるべくご近所さんとのトラブルを避けたかったが、意を決して木の伐採をお願いした。やっと、広かった木枝を小さくしてくれたが、本当に気を使うものである。近所付き合いは❗️

子供達もそれぞれ独立し、増えた荷物を整理しながら色んな所を探した結果、新天地に選んだのは駅に近い団地だった。
エレベーターのない4階ということで、心配もあったが、なんといっても駅から雨の日でもさほど濡れずに帰れる距離というのが凄く嬉しかった。
駅近にも関わらず、団地内には木々が茂り道路を挟んで公園もある。緑に溢れていて、日当たりも良くとても喜んでいた。

しかし、それが揺らぐようなことが
起こったのである。

木々が多いからか、大量発生しているからなのか、秋になってカメムシが洗濯物に付いて家に入り込むようになった。

カメムシとは  あの悪臭を放つ虫である。

秋田ではアネコムシと呼ばれ、見かけることはあったが、まさか埼玉で悩まされるとは思いもしなかった。
調べると2023年秋、カメムシが全国的に大量発生していて、農林水産省が21の道府県にカメムシ注意報を発令したそうだ。その中に、埼玉もあったのである。

洗濯物を取り込む時は、何度もパタンパタンと振り注意したつもりでも、そんな振りくらいではダメだという事に気がついたのは、取り込んだ洗濯物にしっかりしがみついているカメムシを見た時である。白い洗濯物を好むと記事にあったので、下着やタオル等に注意していたが、いやはやグレーのTシャツにブローチのように付いているのを見た時は、衝撃だった。
それ以上に驚いたのは、履いていたズボンに付いていた時だった。調べたはずなのに  "何故?"と失望感さえ覚えた。
見つけた時は刺激して悪臭を放たないように注意してティッシュでゆっくりと引き離し、外に逃してあげる。
調べて予防・殺虫剤を購入し、ベランダの至る所に振りかざした。
それでもしっかりいるのである。確かに死体もあるので、全く効果がないわけではなさそうだが。

外に洗濯物を出すことも恐ろしくなってしまっているが、この日差しで乾かしたい思いの方が強いので、闘うしかない。

さて、いつまで続くのだろうか。

きっともうすぐ終わりがくると信じたい。

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