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育児エッセイ③我が家の寝かしつけ

こんにちは、みはらです。
6ヶ月半の息子を育てています。

すっかり秋らしい季節になりましたね。
離乳食にも少し慣れてきて、
気候的にも気持ちよく少し余裕が出てきたので
11月からオンラインのWebデザイナースクールに通うことにしました。

それにしても、育休ママをねらったオンラインスクールの多いこと。
一度でも関連するサイトをのぞくとターゲティングされて
SNSに広告がじゃんじゃん流れてきます。

ちょっと気になる…くらいだった私もまんまと広告にのせられて、
まあ本業でもちょっとデザインソフト使えたり
なんならコーディングできると在宅仕事まわしてもらえるかもな…
くらいの気持ちでやってみることにしました。
またその話はどこかの機会に。

今回は、育児記録として寝かしつけについて書いておきたいと思います。

寝かしつけが怖かった

出産前、とにかく寝られないのだけは避けたい…!
という気持ちが強くありました。

よく先輩ママさんの話や、育児本などを見ていると、
最初は3時間どころか1~2時間おきにしか寝られないよ、とか
とにかく寝られるときに寝ておきましょう、とか
寝られないのが当たり前」のように聞かされていました。

また、寝かしつけはおっぱいがないとダメ、ママしかできない、とか
1時間以上ずっと抱っこしっぱなし、
置いたら背中スイッチ発動して泣く、とか
そんな話も聞いていたので
一応の覚悟はしていたものの、
それでもまともに寝られない日が1年近くあるなんて耐えられない…!
夜が怖い…!と思っていました。

ついでに言うと、うちの夫が寝ないとほんとダメな体質で、
1日最低8時間は寝ないと次の日から体調を崩し機能不全になります。
それもあって、産後はもちろん同居してからもずっと寝室は別、
出産後は耳栓をして寝てもらい、
子どもの泣き声で起きないよう徹底してもらっています。

よく「パパは赤ちゃんがどんなに泣いても起きない」という話を
聞きますが、
我が家は「パパは赤ちゃんが泣いても起こさない」という
暗黙のルールがあるのです。

そんなわけで、事前情報からの恐怖と
夫を頼れない・寝かしつけは私だけの試練、だという意識が強かったので
寝かしつけにはかなり気を遣っていました。

我が家の寝かしつけ

出産前、とある先輩から「ジーナ式」という睡眠スケジュールがいい、
という話を聞きました。
その先輩はうちと半年違いの娘さんがいて、
その話を聞いたときちょうどその娘さんが生後3ヶ月ごろ。
すでに夜間授乳はなく、
夜の19時から朝の7時まで・一度22時に起こす以外は夜通し寝てくれる、
というのです。

そんな早い段階から12時間近く寝てくれるなんてありがたい…!と、
詳しい話を聞きに、臨月のお腹を抱えて自宅までお話を聞きに行きました。

なんでも、睡眠と授乳のスケジュールを機械のように決めて進めると
自然と生活リズムが整って、夜しっかり眠れるようになる、
ということのようです。

早速「ジーナ式」やそれに近い寝かしつけの本で通称「赤ママ安眠ガイド」など
関連本を買って読み漁りました。
それによると、
・朝は7時には光を入れて起こすこと
・日中はできるだけ活動すること
・決まった時間に授乳し、昼寝は寝かしすぎないこと
・17:30に沐浴をし、18:00の授乳で寝かせること
・22時に一度起こし授乳をすること
などといった進め方が詳細に書かれていました。

このジーナ式を始める前は、その先輩に
「ギャン泣きしてもしばらく様子を見て放置せなあかんで、
 あなたには無理かもね」
と言われていました。
確かに、その本を読むと、寝れなくて泣いても抱っこや授乳をせず、
10分くらい放置すると勝手に再入眠する…と書かれています。

私も最初のころはそれに従って、
泣いてもじっと見守り、しばらく何もしないようにしてたのですが、
寝室となっている和室の襖を閉めて退室すると、
どんどんヒートアップする我が子の泣き声。
やはり先輩の言葉通り、
泣いている我が子を見て我慢することができず、
苦しい思いをした時期もありました。。。

そんな中でもこれまでの寝かしつけ変遷はこんな感じです。

寝かしつけ変遷

0ヶ月の頃


新生児の頃は基本授乳して寝落ち
むしろ昼間は授乳の時間なので起きてくれなくて、
無理やり起こして飲ませる…ということも多かったです。

昼夜の区別をつけるべく、昼間は部屋を明るくして授乳、
夜19時以降は暗い部屋で授乳するようにしていました。

「ジーナ式」的には、授乳してベッドに置いたら寝るはず…
のようなことが書かれているのですが、
そんな簡単にうまくいくはずもなく、
19時に授乳してもなかなか寝付かなくて
ひたすらトントンしたり、抱っこして揺らしたりして
気づいたら1時間くらい経ってた、みたいなこともありました。

ただ、とりあえずおっぱいか哺乳瓶咥えさせたら落ち着くので
まあなんとかなったかな、という感じでした。

1~2ヶ月の頃


この頃から本格的に睡眠時間を調整するようになります。
お昼寝と授乳の時間を決めて過ごすように。
詳しくは過去のこちらの記事にも書いてあるのでご興味あれば。。

ここでの寝かしつけ方法は抱っこしてスクワット
これみんなが通る道なんだな…と思いながら
腰と肩バッキバキになりながら縦にゆらゆら揺れていました。

背中トントンで寝てくれた方がラクだし慣れさせておこうと思って
トントンの寝かしつけもチャレンジしたのですが
いっこうに寝付かないのであきらめた頃でもあります笑

3~4ヶ月の頃

この頃も相変わらず抱っこゆらゆらで寝かしつけ。
昼寝も夜もひたすら抱っこ抱っこ抱っこ。
夜も授乳で寝落ちがきかなくなってきました。
特に17時近くに夕寝をしていると、
18時過ぎの授乳ではなかなか寝付かないんですよね。。。

ただ、この頃から縦抱っこをするとすっと泣き止むようになりました。
首がしっかりしてきたのもあって横抱きよりも縦抱きの方が
視界が変わって楽しい様子。

ただずっと縦抱っこであれ、ずっとやるとしんどい体重になってきたので
この頃から抱っこは何分間まで、とか
何回揺れるまで、と時間を決めるようになりました。

だいたいゆらゆらしながらゆっくり100数えるまで

心の中でゆーっくり100数えながら揺れていると
だいたい10分くらい経ちます。
そのくらいでうとうとし始めるので、
うとうとしたら完全に寝付いていなくても
ベッドにおろすようにしていました。

そこで一瞬ギャーっと泣く(背中スイッチ発動?)んですが、
もうその時点でかなり眠たいはず…なので
そのまま大丈夫よーとトントンしたり
そーっと部屋を出て聞き耳立てていると、
だんだん泣き声が小さくなって寝付いてくれるように。

「ジーナ式」でいう、泣いてもしばらく放置…は
きっとこのことだったのかもしれません。

5~6ヶ月の頃


ちょうどこれを書いている今は、
もはや抱っこしてぎゅーのみになってきました。
というのも、抱っこしてゆらゆらしようとすると
のけぞったり首を振ったりして抵抗するようになったのです。

もう抱っこゆらゆらで寝かしつけなくてもひとりで寝る!
ってことなのかなと思い、
昼寝の時間になったら薄暗い和室に連れていき、
ねんねよーねんねよーと言いながら、スリーパーを着せて
一度抱きあげてぎゅーっとしたら、もうベッドにおろしています。
そしてそーっと退室。

その時点でギャーっと泣いてるときがあれば、
戻って抱っこゆらゆらもするのですが
ちょっとふえーんくらいの泣き声だったり、
指をちゅぱちゅぱしながら寝付きそうなら
そのままそっとしています。
そうすると10分くらい経ったら静かになって寝ていることが多いです。
たまに、どうしても寝付かないときは昼間なら起こして遊ばせています。

これがいわゆるセルフねんねというやつなのかな、という気もしますが
はじめての子なので正直よくわかりません。。。
一人で寝てくれるのはありがたいですが、
退室してからベビーモニターでじーっと様子を見たり、
寝付くまで音をたてないようにそーっと過ごしたり、と
冷や冷や気を張って過ごしている時間は
新生児の時からずーっと変わらず続いているなあとも思います。

寝かしつけに正解はない

これは子育て全般に言えることだと思いますが、
寝かしつけに正解はないんだな、とつくづく感じています。

おっぱいじゃないと寝ない、
ずっと抱っこしてなきゃ寝ない、
と思っていても、いつの間にかひとりで寝るようになったり。
でも、もしかしたらこれから夜泣きや睡眠退行が始めるかもしれません。

背中トントンで寝てほしい、
絵本読んだら寝てほしい、
という希望も、その子が寝付いてくれなければ
ただただ自分を苦しめるだけだったりします。

でも、こうじゃないと寝ない!と思っているのは意外と親だけ
実は子どもはどんな時でも寝るときは寝るのかな、という気もしています。

私自身もよく、夫と話しているときに
「最近昼寝が短いんだよね」とか、
「最近おっぱいあんま飲まないんだよね」とか、
言ってしまうことがあるのですが
よくよく考えると、私の言う「最近」って
ほんとここ2~3日だけの話だったりするんですよね。

よくよくこの6ヶ月を振り返ってみると、
いつの間にか成長してできることが増えていたり、
できなくなったと思っていたことがまたできるようになったり、
子どももずっと変化し続けているのだから
ここ2~3日の目先のことばかりにとらわれず
もっと長い目で我が子を見てあげたいな、と
我が家の寝かしつけを振り返って感じました。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

さてさて今回はこんな感じで。
当初寝かしつけが怖くて仕方がなかった私ですが
最近は少し余裕をもって考えられるようになりました。

今でも2時間は寝てほしいお昼寝が30分で終わってしまったり、
19時には寝てほしいのになかなか寝つかなくておとなの晩ごはんを食べそびれたり、
うまくいかない日もたくさんありますが、
そんな日もあるよね、また明日うまくいけばラッキーかな、くらいに
どんとかまえられるように過ごしていきたいなと思います。


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