第 41 回議論「公民科『公共』について」 (「公共」研究チーム)

 今回は、「公共」研究チームから「定期考査の儀礼的役割から考えるパフォーマンステストの運用方法について」といった内容で発表をいただきました。

【以下、議論】

・どうすれば現実的に運営していけるのか。休みが出た時にどうするのか。実際は休んだ子たちだけ集めてやる。1 人だったらどうするのか。実践例の共有をされた。学年の中で共通理解を図って進めていくことが現実的かと。
・期末でパフォーマンステスト。持ち込み可能。1 年間の学習で何を得たのかを問う。知識を問うのではなくその知識が自分にとってどんな意味を持ったのかなどを考えさせる。
・グループでの発話を評価、グループによっては知識差が出てくるのかなという議論。パフォーマンステストにおいて観点・基準をしっかりと決めておけば評価は可能だというお話をされた。
・パフォーマンステストとは社会に近い役割を与えて、例えば新聞記者ならどのようにこの事実を伝えるのかというのが上げられた。知識と知識を結びつけて社会問題を考えてみたらいいかなという意見もありました。ビデオを撮れば記録に残るので振り返り評価が可能である。
・パフォーマンステストに対する理解が進んでいないのが事実で、理解を深めていかなければならない。発話にこだわる理由は、いつもは発したら蒸発してしまうようなものをどうにか評価したい拾い上げたいという欲求がある。
・小論文などで表現する。公開性を持たせること。
・覚えたらしまいという学習観をどうにかして変えたいという取り組み。その評価は生徒にとっての測りにもなるし教員としても測りになるのではないか。知識の三層構造を意識してやること。
・何を評価するのか、ペーパーテストとは違うというところはなにか。パフォーマンステストでしか測れないものを測る。生徒側はどのような項目で見られているのか分かってない。
・結局のところ普段の授業をどうしていくのかというところを考えていかなければならない。
 参加者 24名

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