父コロナ中より母コロナ中の方が、圧倒的に家が回らなかった感慨

今年になって、我が家で
「お父さんだけコロナになった」
「お母さんだけコロナになった」
の2つの事象を経験することになりまして。
結果的に、めでたいことに全く家庭内感染はなくて、
父コロナと母コロナは全く別時期なのだけれど。

この2事象を経験して思うことは1つ。
母が倒れた方が圧倒的に家が回らない
つまりは、母への家事負担がえげつなかったということになる。
でも、これまでその状態が当たり前になりすぎていて、母への負担とか気にしたことがなかったわたしもわたしなのだが。

父が倒れても、家は普通に回っていた。
強いて言うなら、お風呂の順番が繰り上がるので遅い時間まで残業できなくなってしまったが、まあその程度だろう。

しかし、母が倒れた時。
まず、ご飯が出てこない。
(↑ご飯は出てくるものという前提が良くないわな)
なので、最初はご飯買いに行っていたのだけれど、コンビニもスーパーも飽きかけてきた。そこで、ちゃんと自分で弁当作る日を途中で挟んだりしていた。
でも、仕事の後に買い物行ってご飯作るってめちゃくちゃ疲れるな
日によっては、20時まで残業、スーパー&帰宅&テイクアウト夜ご飯&風呂で22時、そこからお弁当作りで23時、みたいな日もあり、
まじで自分の時間ないってなって。

ご飯以外にも、普段母が主となって行っている洗濯やらゴミ捨てやらを我々のみで行ったのだが、
びっくりしたのが、父が洗濯機の使い方を知らなかった
途中1人暮らしで家抜けてたわたしですら知ってるのに。
「え?もうこの洗濯機13歳くらいですよね?1回も操作したことないの?」って言いかけたもん。
それだけ母ばかりが洗濯機回していたのか…お風呂の順番が最後の母が回す機会が多いとは言え…。

あとは、何するにしても物の位置が分からない。
家事は母中心だったので、物の配置も母が管理しており、よってどこに何があるのかが全く分からず、「ビニール袋どこ?」「コロコロどこ?」とかで時間を食うことになってしまい。むう。


確かに、父やわたしは残業があるし、何ならわたしは毎月50時間越え(減らす努力はします)だし、多少母に家事が偏るのは致し方ないと思っていた。
でも、母コロナを経て「偏りすぎじゃね??」と思い、反省しました。
何が悪かったかって「母が倒れたら回らない状態」になっていたこと
物の位置も、洗濯の仕方も、普段できなくても学ぶことはできただろうし。
その意識が、わたしにも父にも足りなかったかなあと。

そして、仕事をしながら家事もこなしている方々、改めて尊敬した。
自分も働きながら弁当作ってる方々、なんなん?すごすぎか?体力お化けか?少しは休んでもいいだろうに。

あとは、わたしが1人暮らしする時は、食洗器ほしいなあとも思った。
省ける家事は省いていかないと身体が持たない。
だから今、ちゃんとお金貯めときたいなあ。

色々考えさせられた、親コロナ期でした。