給食の目標は完食すること
【給食の目標は完食すること】
給食の目標は基本的には完食することが目標だと思っています。
給食は、大事な農家さんが汗水をたらしてやっとできた野菜を使って、大切に育ててきた牛や、豚、鶏の命をいただいて、栄養士さんが、みんなの栄養バランスを考えて、献立表を作って、調理師さんが朝早くから半日もかけて、やっと出来上がったのが給食なんです。だからできるだけ感触を目指していきましょう…と語ります。
給食の増やす減らすは、それぞれ自由ですが、基本的には全員同じ量を盛ります。いちいちどれぐらいの量かを聞いてやっていると時間がかかるからです。
また全員同時に取りに来ると、行列ができてしまうので、しっかり読書ができている列から順番に呼ぶようにしています。それを呼びかけるのが給食リーダーの仕事です。慣れてくると列を呼ぶ仕事を給食当番に任せるようにしています。
いただきますの後にまず減らしたい人から順番に減らしていきます。そして次に増やしたい人が増やしに行きます。完食できるのであれば減らしても、おかわりするのはオッケーにしています。
食べれない人は食べれる人のために、食べられない人は、食べれる人のために、みんなで力合わせて完食することを目標にしています。牛乳や果物といったものは、最初から完食できない自信がある人は持っていかないようにもしています。
ただ嫌いだからと言う理由ではなく、あくまで感触を目指すといった理由でです。
嫌いな理由で残すのが多いのであれば、全部の食べ物を持っていき、必ず1口が走りなさいと言うふうに伝える方法もあります。
おかわりの物は、ジャンケンで決めることもあれば、『幸せはんぶんこ』と言うふうに半分こにして、みんなで和気藹々と食べています。給食のやり方は、それぞれのクラスの実態に応じて違うと思うので、僕の場合はこんなふうにやっていることをまとめてみました。
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