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「変な家2 11の間取り図」読了

雨穴さんがとても好きで、「変な家」「変な絵」も大好きなので、新刊が出ると聞いて、迷わず予約購入。
435ページとなかなかのページ数に思えたが、図やイラストがかなりたくさん挿入されているので、あっという間に読めた。
もちろん、面白かったからだけど。

私はもともと間取り図が好きで、家や建物が好き。
冒頭に建物の間取り図が掲載されている、本格ミステリーが好き。
本格ミステリーにはある意味ご法度で、ある意味お約束の、隠し部屋、隠し通路、開かずの間……
よだれ出そう(^q^)

ウェブライティングの手法で書かれた本文は、ライトでとても読みやすく、会話文が主体なので、そういう意味でのミスリードも誘いやすい。
11の間取り図が出てくるが、それがじわじわと繋がっていく様、導きだされる全貌……
読むのを止めるのが難しい!!

「変な家」のときにも、ちょっと強引かな?と思う展開はあったが、今回も多少ある。
しかしそれを補って余りあるほど、面白い。
伏線回収の妙というか、畳み掛けの妙というか……
とにかく最後まで一気に読むことをおすすめしたい!

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