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アレルギー持ちのお食事事情

食物アレルギーを発症してから
更に料理が好きになった話



皆さんは普段の食事は楽しめていますか?
1日3食、それが毎日続くのが日々の暮らし
時にはちょっと自分へのご褒美に
スイーツも食べたりして!
人は食事をしないと生きていけないから
毎日食べ物を食べる


義務のようなものでもある食事だけれども
様々な生き物がいる中で
人間だけ  " 食べる"  ということに特別力を注いでいる
それは  調理をする  こと


これによって食べることがエンターテインメントになっている
実際に食事をしながら話をする会食という文化もあるくらい
食事は人にとって最大の楽しみと言っても過言ではないと思う


しかし、昨今のウイルスの影響で楽しみだった食事のスタイルが大きく変わってしまった
おうち時間
なる言葉も出てきた影響で
家で食事をすることも増えた

そうなってくると、毎度毎度デリバリー
というわけにもいかなくなる
お財布の中がとても寂しい、、、


で、どうなるか?
自炊の割合が多くなる



私はこのウイルス騒動がきっかけというわけではないが
ずっと毎日自炊をしている
その理由は、食物アレルギーがあるから
私の場合生まれつきや子どもの頃から
というわけではなく
大人になってから発症してしまった


そのため食べられなくなってしまった食材の味を知っている
その分、悲しさが大きい
以前なら、なんの迷いもなく食べたいものがあればそのお店に入れていたが
今は外食となるとまず下調べが必要だ


気をつけてメニューを選んで食事をしても
時には症状が出てしまうことがある
これがまた、とんでもない激痛
そのため最初は食べることが怖くなってしまった
今までとても楽しめていた食事に恐怖を感じる
しんどかった


でも、人は食べなければ生きてはいけない
だったら、自分で作れば絶対に安心じゃないか?
この結論に至った
もともと料理は好きだった
そのおかげか、使えない食材がたくさんできてしまっても
何かしらの代用品を考えることができた


私は更に料理が好きになった
それに、安心できる
今まではレシピを見たらその通りに作ればよかった
でも今は、そのレシピのアレンジが必須
アレンジを考えるという楽しさも増えた


食物アレルギーを発症してしまったことは悲しいけれど
そのおかげで私は今、とても料理を楽しんでいる


これは使えない、だったらどうする?


を考えることもとても楽しんでいる
物は考えようだ
自分に訪れた困難を
乗り越えようとするのはすごく大変だ
だから私は困難と一緒に生きることにした


アレルギーを治そうとするのではなく
一緒に生きて、工夫して料理を楽しんでいる
これからも、この厄介な相棒と一緒に生活を満喫してやろうと思う


皆さんもウイルス騒動の最中
ぜひこの機会に料理を楽しんで欲しい
なんて、訳あり料理好きは思う

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