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介護の事が好きで好きで愛している介護士0人説。介護に1番大事なのは愛情とか思いやりとかではない。

ウバと言います。
はじめての人もそうでもない人も、宜しくお願いします。

介護士にとって1番大切なのは誠意と敬意です。
間違いないです。もうこれが答えです。今から介護士を目指す人も、すでに介護士をしている人も、これが答えなので頭に入れておいてください。絶対です。

もちろん異論は認めます。認めまくります。


介護の仕事をしてますと介護の仕事で1番大変なことはなに?やら介護士にとって1番大事なのはなに?なんて質問を受けます。知らんがなっては思うのです。そんなん人それぞれなのでは?なんて思います。が、どうせ聞かれたなら答えてみようと思う次第です。

1番キツイ答えが介護に1番大事なのは、利用者に対する愛情と思いやりです。って答えです。
よくそんな事が言えるなあと感じます。もちろん本当に愛情と思いやりで介護をしてる人もいる事でしょう。
私は出会ったことがありませんが。
でもよく考えてみると、そんな簡単に愛情なんて持てるもんなのか?と思います。としたらそんな愛情安っぽいなあと感じます。相手の事をよく知ろうとしたり、知ったりしながら。時に悩んだりして初めて愛情とやらが芽生えるのではないのか?いきなり利用者に愛情を持てる人間は、私からしたら異常。しかも安い。そんな安い愛情で介護するのは、相手に失礼だとすら思う。

私が介護士になった時、職場でこんな話を聞かされた。
「介護士は利用者の幸せを1番に考えてないといけない。自分で考える事が出来ない人もいるのだから、その人を知ることでどうしたら1番幸せなのかを考えないといけない。思いやりがないと出来ない仕事」と。
介護士になりたての私は、その意見を真に受けました。なるほど、介護士とは相手の幸せを考える仕事なのかと。素敵な仕事だと。

ちなみに私にそう伝えた介護士は、今は利用者の耳元で大声で「早く食べてくださいっ!!」とヒステリックな叫びをあげている。きっとそれがその利用者の幸せなのだろう。

職場にはさまざまな介護士がいる。なによりも効率重視で利用者の意見は無視する人や、必要以上に利用者を子供扱いする人。利用者の耳元で大声で「早く食べてくださいっ!!」とヒステリックな介護士までいる。1つの職場でこうなのだから、全国の介護施設にはどんな介護士がいるのかと考えるとゾッとする。

間違いなく言えるのは、そこに愛情も思いやりもない。ちなみに私は利用者に愛情を抱いたことが1度もない。それでも介護士をしている。

介護に1番必要なのは誠意と敬意だ。
改めて書きますが、それが正解です。間違いないのです。
誠意をもって仕事と向き合い、敬意をもって他人に接する。それだけでいいのだと思います。介護に限らず他の仕事にも言える事です。それどころか人間関係のすべてに言えることだと思います。相手に誠意も敬意も持てない人が、介護の仕事なんて出来るはずがない。そう思います。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
相手に敬意を持てない人って、意外といますよね。

それでは、佐世保の隅っこからウバでした。

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