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エッセイのようなもの:散歩の夫婦論

フォロアーの一部の皆さん。私達夫婦は仲よし夫婦に見えますか?。

結論:「今は仲よしです。」

ところがここに至るまで、
喜びも悲しみも幾年月。
長い闘いがあったのですね。

我々、昭和の古〜い人間は
男女の役割は分担化されていました。

男は外で働き、家族を養う。
女は家庭をまもり、家事・育児を分担する。

男は企業戦士となり、必死に働き、家庭はかえりみない。

女は専業主婦で、会社の仕事の事は、あまり理解出来ない。

お互い口出しせず、自分の分担をしっかり守る。

このような状況では、夫婦間の会話も限られていました。

とても、仲よし夫婦とは呼べませんね。
お互い意思の疎通を欠き、若い頃は、よく喧嘩もしました。


二人の時間が持てるのは、夫は定年退職し、妻が子育てが終わる頃。
更にサラリーマンは年金生活となる65歳以後からと言えるでしょうか。
尤も、これからは、年金受給開始が70歳以後となりそうです。

年金の話はさておいて、主題に戻りたいとおもいます。



夫婦が仲よく暮らすには、

1.簡単な心の通った会話
2.相手への思いやり
3.お互いの人格を認める
4.別の趣味を持ちお互い
  干渉しない

夫婦二人だけとなると、時間は持て余すほどあります。
1.の会話の時間も腐るほどあります。
長いとお互い、アキがくるのですね。
そして、お互いが面倒臭くなり、しまいには怒りとなります。
必要最小限は、ケースバイケースで、一概には言えないことで、これは長い年月をかけて、お互いが会得するしかありません。

なかには、古い人で
「黙ってても俺の事は分かるだろ。」
これが一番始末が悪いですね。
最小限の会話のキャッチボールが必要です。



2.のおもいやり

これは誰しも大切な事だというのは解ります。

では、具体的というと、意外と難しいのです。

私の考えるところは
「自己犠牲」にあります。
こう書くと大袈裟ですが、
「自分の主張を抑えて、相手の考えを尊重する。」
そういう心構えで、妻にせっすれば、妻も返してくれます。
実は、妻のほうが私に情をかけてくれるほうが多いので、これは妻の考えと言ったほうが良いかもしれません。



3.お互いの人格を認める

夫婦といえど、一緒になる前はお互い他人です。
生まれ育った環境も違います。
人格と言うよりは、各人が持つ個性と言ったほうが正確かもしれません。

生まれ育った環境が違えば、各人のもつ価値観も異なります。

いくら夫婦と言えど、お互いが持つ価値観までは踏み込めません。

ただ、その個性を否定することなく、認めあうと言うよりは、譲り合う。
といった姿勢が大切ですね。

ただし、「我慢する」ということではありません。



4.別の趣味を持つ

趣味が同じだと、1日に占める行動時間で、夫婦が同時に過ごす時間が長くなります。

これは、お互い飽きる元となり、趣味上の意見の対立が生じ、いさかいの元となることさえあります。

別の趣味を持ち、行動は別にする。

私達を例に取れば、妻は、暇さえあれば、手芸をしています。
時には、書道。
時には、エレクトーンの練習。
夜は、大好きな読書。
たまに、テレビ観賞。

私は、その横で、NOTE の下書きに精を出しています。

二人が共用する時間帯は、午前中の散歩と、散歩中の会話ですね。
そして二人で、空や雲の変化
そして、花を楽しみ、通りがかりのワンちゃんに癒やされ、虫や鳥の観察をするのが、二人共通の楽しみです。


この二人の時間の過ごし方が、私達夫婦が、仲がよいと言われる所以です。


これから先は余談となります。

妻の性格は、情が深く、反面、芯がとてつもなく強い女です。

妻は、三人姉妹の次女です。
父の愛は長女に一身にそそがれ、三女は末っ子で甘やかされ、間に挟まれた妻は、父親から疎外されて育ちました。
しかし、先祖に槍の指南番を持つ血筋、何事もへこたれません。
サラッと乗り越えてしまいました。
幼い頃、極貧の生活をおくりました。
それ故、金に厳しいのですが、ここぞというときは
使います。
性格的にも、金銭的にも、極めてしっかりとした一面を見せますね。

反面、私は、子ども時代は貧乏でしたが、一人っ子ゆえ、甘やかされて育ち、性格的には極楽蜻蛉ですね。
「あなたは極楽蜻蛉みたいね。」と妻が言うので、間違いないでしょう。

このような性格的な違いも
うまくからみあって
私達夫婦がうまくいっている
理由かもしれません。


おまけの「かわいい女」

妻は、決して美人ではありません。
かわいいのです。
顔と言うわけではなく、
心が可愛らしいのですね。
その心の可愛らしさが
やはり、顔や態度にもあらわれてきます。
そして、とてもお茶目です。
お茶目な態度に接すると
心癒やされますね。

美人は一般的に、チヤホヤ甘やかされて育っているので、一般的に可愛くないですね。
天は二物を与えず。


私は、美人より、かわいい女性を選びます。
まさに、妻のような。

決して「心ブス」にならないよう、注意しましょうね。



          終わり

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