どうして「アニメはダメ」なの？

こんにちは。
アニメをデトックスして何も無い日々を送っています。
緑仙茶太郎です。

さて、昨今議論冷めやらぬ「大人になってもアニメを観ていいんだもん！」論争ですが、

そもそも、なぜ「アニメは子ども達のもの」なのでしょうか。

アニメファンと話すのは嫌だから観てないと伝えているけど
アニメファンを苦手な理由は上手く説明できない
という子も多いのではないでしょうか。

お祭りの中で、普段と違う自分を楽しむ時に
つまんねー事を言う大人では居たくないですが、

アニメの中で
どういった表現が好ましくないのか
皆さんの嫌いな大人の視点から観てみましょう。

アニメといえば、敵に向かって「やめろ！」と
武器を構えて叫ぶシーンが見どころですね。

これは、威力によって相手に行動を強要する
『脅迫』という犯罪です。

落ち込んでいる仲間に、「元気出せよ」と言うシーンも名シーンですね。

「もう少し今のままで居たい」かもしれない
相手の自由意志を奪う命令口調のため、
以前、相手を支配していた者を蹴散らした腕力を背景としたパワーハラスメント
もしくは人権侵害の可能性があります。

派手な戦闘シーンは見どころですね。

拳を１発入れたら暴行罪。
ふっ飛ばした相手にすり傷ができたら傷害罪。
武器を往来で取り出したら、銃刀法違反です。

戦闘により建物に損害を出した場合は、器物損壊罪という犯罪になります。

転がり込んで割れていくプラスチック製のテーブルや椅子。
１つ１つ、そのお店が予算を捻出して購入したものです。

それぞれ２万、３万円くらいでしょうか。
続けざまに５、６個壊して
お店の人に顔を見られてしまったら
アルバイト代の１か月分は無くなりますね。

あと罪名と共に前科がつくので再就職では書類選考で不利になります。
１５歳で負うには手痛い深手ですね。

オーケストラの演奏をバックに
１時間程度で随分と履歴書に大ケガしましたね。
昼の仕事で生きていけますか？難しそうです。

一応、日本の場合は少年法というものがあり
１４歳までに犯した罪は本人の責任で環境を整えられないので
更生の機会を充分に与える事に決められています。

１５歳以上、ましてや成人した大人に
そのようなセーフティネットはありません。

そんな身で
派手なバトルシーンをインプットするなんて

嫉妬するどころか
我が身に降りかかるのだけは勘弁してくれ〜
っていうのが大人の本音です。

理性や自制心というのは、力技で保てるほど
固いものではありませんから。

住環境を整えるのは、大人の自己管理です。
失敗したら、衣食住を支えている仕事を解雇されますからね。

自立した社会生活を送りながら
身近な友人など、大切な人とは
同じ感覚を共有して一緒に居たいですけど

「大人になったら卒業しなよ」とか
「『子どもの頃に』観てたなぁ〜」と
帰っておいでと遠回しに伝えた時に

逆上されて噛みつかれるなら
悲しいけどお別れです。

つまんない事を言う大人が居なくなって
楽しく観られているんじゃないでしょうか。

大切な人の言葉で傷ついたくない大人は、
彼らに向かって話しかけるのをやめているので
彼らに伝えたかった言葉を
せめて子ども達に伝えるんです。

「アニメが許されるのは、子どもの時だけなんだよ」と。

本当の事を話しています。

最近、土日朝のアニメが
口調の柔らかいキャラクターが多くて嬉しいですね。

よい休日をお過ごしください。